みなさん、こんにちは。
いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

皆さんは学生時代、何のために勉強をしていましたか？

多くの方が「合格」を手にするためではないでしょうか…。

入学試験に受からなければ学校に入れない、偏差値の高い学校に入った方が
いい、という社会の仕組みや風潮に少なからず影響されているのではと思います。


しかし、合格は目的ではなく、
一つの目標や手段に過ぎないのです。


私は難関大学を受験、就職、結婚、出産と平凡で幸せな人生を歩んできましたが、
結局、専業主婦でパート勤務をするようになり、
「何のために大学に行ったんだろう？」という疑問が湧いてきました。

そこで、娘には勉強をさせず、色々な体験をさせてあげようと「経験」重視で
子育てをし、興味の持ったことをどんどん伸ばすようにしてきました。

その結果、塾には行かない独学スタイルを貫き、昨年京大を受験しました。

私立難関大学2校に合格していたので、国公立二次試験が終わった時点で
「無事に受験が終わった」と私は安堵感に包まれていました。

ところが、入試の次の日も変わらず勉強をしている娘。
意外な光景に驚き、受験が終わったのになぜ勉強をしているのかを問うと、
「勉強が好きだから」という素朴な答えが返ってきました。


その瞬間、私の常識が覆されました。
「合格するために勉強するのではない」ということです。


学ぶことの面白さを知っているから、目的がはっきりしているからこそ、
大学に行く意味があるのです。

私が「楽しく学ぶ」を掲げているのも、そのためです。

学ぶ意欲が出てくると、結果的に偏差値の高い大学に行けるように
なるのが自然の流れなのです。


楽しく学ぶ「楽習」を始めてみませんか？