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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Eico 's Column

違う外国語を習うのは、違う楽器を習うようなもの

Jun 7, 2022

CafeTalkの先生がたはマルチリンガルのかたが多いです。外国語ネイティブでも日本語を流ちょうに話せる先生も多数いらっしゃっいますね。

ちなみに、私は関西出身で方言話者で大人になって標準語に直し、さらにかなり長い間、本格的に英語を学んだあとに中国語の発音を学びました。今でこそ複数の外国語を使う毎日なのですが、最初は苦労しました。
英語と中国語が混じってしまうのです。

特に発音は、中国語を学んだり、トレーニングをする前に、英語の発音やアクセント、練習法がすでにインストールされてていたので、かなり苦労しました??

日本で生まれ、日本で育ったかたは、英語が第一外国語というかたが多いと思います。私の場合、つい、他の外国語を学ぶときにも英語の知識や体験を転用してしまいました。英語の発音コンプレックスがあったこともあり、一生懸命、英語の発音を練習していたので、外国語と言えば英語、そんな傾向が強かったのかもしれない、そんなふうに今は思います。

複数の言語を学ぶメリットと注意点

二つ以上の言語を学ぶとき、そんな過去の知識、経験、練習方法が生かせることもありますが、違う言語だと違う練習方法が必要な時もあり、思わぬところでつまづいたりします。

言語の言語区分

下記の世界地図をご覧ください。英語も中国語も、そして、日本語も違う区分になっています。一目瞭然です。

画像https://www.tradoc.fr/en/the-linguistic-family-tree/ 複数の言語の違いを知る

言語の違いは、ざっくりいうと弦楽器と管楽器の違いのようなものだ思います。
例えばバイオリンでもトランペットでも楽譜を読まなければ、演奏できません。レッスンや合奏があるのも同じです。

でも、運指って違いますよね。楽器のお手入れも違います。
外国語もそれぞれの違いを踏まえながらそれぞれを学んでいくのがいいと思うのです。

個性に合わせたトレーニングの必要性

今は無料動画素材も豊富です。ネイティブの先生だって、日本人の先生だって選びたい放題です。でも、それぞれ生徒さんの個性に合わせた教材か、というとそうではないように思うときもあります。
これまでの学習歴に合わせて、発音を教えられるのはやはり先生やコーチの出番だと思います。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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