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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Yoshi Sensei 's Column

英語基礎講座⑦:英単語学習は「◯◯」をしてもらえ

Jun 26, 2022

お疲れ様です、Yoshiです。


読むと英語が伸びやすくなるコラム、英語基礎講座の第7回目。


さて、今回は前回の続編、単語学習の2つ目の定石について。




英検準1級にも合格できる


英単語を覚えるときにおさえるべき定石を引き続き解説しますよ。



▼今までのバックナンバーはこちらから読めます▼


英語基礎講座①:ライティングで「記録」を残せ


英語基礎講座②:ライティングで「話法」を磨け


英語基礎講座③:ライティングで「教材」を作れ


英語基礎講座④:「インプット<アウトプット」を守れ


英語基礎講座⑤:英語はできるだけ短くしろ


英語基礎講座⑥:英単語学習は「頻度」を高めろ



●●●単語学習の2つ目の定石●●●


定石の2つ目は、英単語学習で「添削」を受けること。


英単語を覚える際には、


実際に単語を使って英作文を行い、


その上で添削を受けることを強く推奨します。



単語学習でなぜ添削を受ける必要があるのか?


ここには理由が2つあります。



●●●「知っている」を「使える」に●●●


英単語を覚える時には、


ほとんどの人が「教材&赤シート」を使い、


「見る」単語学習で終わっている人が多いですよね。



これでももちろん覚えることはできるのですが、


これだと単語を「知っている」だけで、


英語力につながっているかは疑問が残ります。


なぜなら、単語を「知っている」のと「使える」のは別物だからです。



英単語には、「パッシブボキャブラリー」「アクティブキャブラリー」の2種類が存在します。


「パッシブボキャブラリー」とは、「見たり聞いたりしたら意味がわかるけど、普段パッと口にすることが難しい英単語」のことです。例えば、「insomnia」(不眠症)という単語は健康管理に興味がある人なら知っているかもしれませんが、ほとんどの日本人は使ったことがない&普段から使わない単語でしょう。


これに対し、「アクティブキャブラリー」とは「意味や使い方を熟知しており、さらに日常生活でも使う英単語」のことを指します。「insomnia」(不眠症)は普段使いしなくても、「lack of sleep」(睡眠不足)なら日常生活でも使われそうです。


このように、「知っている」単語と「使える」単語は異なるわけです。


先ほど述べた「見るだけ」(教材&赤シート)の英単語を覚える方法では、「パッシブボキャブラリー」は増えますが「アクティブキャブラリー」が増えるかは保証されていません。初心者〜中級者のうちはなかなか「アクティブキャブラリー」に繋げるのは難しいでしょう。


学習者本人は英単語を増やしているつもりなのに、実は増えているのは「知っているけど使えない単語」、つまり「パッシブボキャブラリー」だけが増えているケースは非常に多く見られます。


そこで、「知っているけど使えない単語」を「知っていて使える単語」に変えてあげる必要があります。この作業が、実際に英単語を使ってみる、つまり英単語を使ってライティングすること、というわけです。



●●●添削で総合的に英語を伸ばせ●●●


英単語学習において「ライティング&添削」を推奨する2つ目の理由は、添削を受けることで正しく使えるか確認できるから、そして総合的に英語を伸ばすことができるからです。


いくら単語だけを知っていても、正しく使えるかどうかを確認しないといつまで経っても「知っている単語」は「使える単語」に変わりません。


難しい単語になればなるほど、細かい情報を間違って覚えたりするケースが増えていきます。可算名詞なのか不可算名詞なのか、動詞なのか名詞なのかそれとも両方とも同じ形をとるのか、接続詞なのか副詞なのか?


例えば、英検準1級には「despite」「regardless of」「in accordance with」など、和訳を知っているだけでは正しく使えないような語彙も出題されます。


こうした細々した使い方を確認するには、書いてみて添削を受けるほかありません。正しく使えるかどうかを確認するには、講師をつけて添削してもらう方が確実です。



また、Yoshiの単語力強化レッスンでは、単語が正しく使えるかどうかだけでなく、文法やコロケーションなども幅広く添削をします。


添削は英語の総合演習。どこに改善が必要なのか、英語の弱点を1つずつ丁寧に浮き彫りにすることができます。


英単語を身につけたい!という方の中には、そのほかにも文法やコロケーションなどの基礎的な部分の学習が必要な方も多くいらっしゃいます。申し訳ありませんが、個人的にはここを見過ごすことはできません。


せっかく総合的に英語をみてもらうチャンスとなる添削を受けるわけですから、それならば英語力全体の底上げの時間にした方が効率的です。


三単現のS、加算&不可算、前置詞の使い方、時制、自然な単語の使い方など、幅広い英語力の中で一番直すべきところを英単語の学習を通して一緒に鍛えてしまいましょう。


●●●おわりに●●●


今回のコラムでは、


「英単語学習は添削を受けろ」という内容でお話ししました。


英単語を知っているだけでは英語力には結びつきません。


正しく使いこなせてこそ求められる単語力があると言えますし、


その学習過程で総合的な英語学習ができれば一石二鳥。


学習効率の面から見ても、


英単語学習において添削を取り入れることは必須でしょう。


今日のコラムも皆さんの英語学習に役立ちますように。



さて!


英検準1級にも合格できる英単語力が身につく「単語力強化レッスン」こちらからリクエストができますよ。正直、英検1級やそれ以上も十分に狙える英語力を身につける自信があります。


英検などの試験対策にケリをつけたい方、お待ちしております。


初めての方は英語学習コンサルティングをリクエストください。まずは顔合わせと英語ニーズのすり合わせからやりましょう。Yoshiのレッスンを初めて受ける方でこのコンサルレッスンを受けない方のレッスンリクエストは辞退させていただく場合があります。ご了承ください。

英語基礎講座は連載コラムです。 

次回の英語基礎講座はこちらから読めます。


This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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