いつもの生活に世界のスパイスを。

Cafetalk Tutor's Column

Teiko 講師のコラム

パリの縦列駐車

今週のテーマ: 「カルチャーショック」というのを経験したことはありますか?

2022年7月18日

こんにちは、Teikoです(*^-^*)
ひさしぶりにコラムを書きます☆

東京はしばらく雨が続いて、暑さも少し和らいでいたのですが、
今日あたりまた湿度とともに温度も上がって蒸し暑いです(T_T)

さて、今週のテーマ、「カルチャーショック」

異文化に触れて、

えっ?!

という体験をしたことがありますか?

ありますよ。

いろいろあります。
特に海外での、
カフェでも、ホテルでもチップを準備しておかなくてはいけない文化
街中やホテルのエントランスに銃を構えた警備員がいる文化
ものすっごいしつこいナンパ(昼でも夜でも100メートルくらい平気でついてくる男たち)がいる文化
クレジットカードのレシートに漢字でサインすると、”ワーオ, クール!”と言われる文化
などの軽い(?)ポピュラーなカルチャーショックたちのなかで、私を最も驚かせたのは、

縦列駐車のとき車のバンパーはぶち当たっていいパリ

の文化でした。

いやー、それを聞いた時の、えっ?!そうなの?感はハンパありませんでした。

だいたい、あのぎっちぎちの縦列駐車はどうやってやるんだ?とパリに着いた日からずっと不思議に思っていたのですが、
帰国の日に迎えに来た旅行会社の人に尋ねると、

あー、パリではね、バンパーはぶつけて押していいんですよー(^^♪

と教えてくれたのです。
前の車、後ろの車のバンパーにバッコンバッコン当てて押しながら自分の車をねじ入れる、または無理やり出す、パリの狭い路地にびっしり並んだ車社会の掟に、かなりのカルチャーショックと、パリという街の本質を、言葉を超えたところで感じたのでした。

パリも東京も、狭いところに感度の高い人々が密集しているという点で似ているところはありますが、

言いたいことははっきり言ってそれぞれの個性を押し通しながら共生しているパリと、

お互いを思いやって譲りあいながら衝突を極力避けて協調している東京の人々の生き方の違いが

あの縦列駐車のバンパーには表れているような気がします。

他にも、カルチャーショックはいろいろありましたが、
(ウクライナの劇場の座席番号は、左右のブロックで奇数と偶数に分かれている、など)
私はいつでも、そういった、当たり前の違いに驚く経験を普通に受け入れることが好きです。

世界には、いろいろな当たり前があって、そこには、そこに暮らす人々の生活の知恵やユーモアや美意識が詰まっているのですね☆

それは、異文化圏から飛び込んだ人間がとやかく言えることではなく、
ただ、あっそう、と受け入れるしかないものです。

最初びっくりしたりもしますが、楽しい違いだなぁ、と思うのです(*^-^*)


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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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