入学した簿記学校は、前時代的な…
いやいや、レトロ風味な学校と言っておこうか!
専門学校なのに~
もう18歳なのに~
学校の規則は
男女交際禁止! 下校途中の寄り道禁止! アルバイト禁止!
この3禁で彩られていた。
その日々は、資格試験に追われる日々。
入学して2か月後には
簿記3級、珠算3級の資格試験を控えていた。
受験イコール合格は絶対!
「落ちる」なんてあり得ない。許されない。
勉強で、ここまでのプレッシャーを味わった事があるだろうか!?という程
毎日、追い詰められていた。
特に、そろばん(珠算)は辛く
朝と放課後にも練習。
体育会系の部活動の勢いで、そろばんを弾いた。
落ちこぼれ仲間のミチルちゃんは、電車の中でもそろばん練習。
周りから好奇の目で見られようとも、資格試験に落ちる方が恐かった。
海底の動かぬ石ころが何処を、どう転がったか今はまさに、獅子奮迅の動き。
高校まで、さほど勉強をしてこなかった。
どちらかと言えば、ナマケモノだったToria。
自己肯定感は海の底…
そんな、わたしが6月の資格試験前には
もう「勝ち(合格)」しかあり得ない!と強気になった。
そして、挑んだ日商簿記検定3級。
合格!
だが、日商珠算検定3級。
不合格(-_-;)
やはり、そろばんを2か月で3級取得は厳しいのか…と
意気消沈していると
珠算の先生から「来月、全珠連3級受けて来い!」との激!
夏休みに入る前の時期
わたしは、某所で小学校低学年の子たちと机を並べて
珠算3級試験を受験した。
その結果は
合格◎◎◎
この珠算の合格は
わたしの”勉強をする事で見える景色”を変えた。
やれば出来る!今まで、やらなかったから出来なかったんだ(˙◁˙)
こんな単純な事に、気づかされた体験だ。
短大入試に落ち、母が決めたような
わたしの簿記学校への進学は
「獅子が子を千尋の谷に落とす」
そういう事だったのか…と、微かに思い始めていた。
そこからの、わたしは信じられない快進撃!!!と
言いたいところだが
夏休みが、わたしを見事に狂わせた…
続きを読むTM Network - Get Wild(1987)
「獅子奮迅(ししふんじん)」
ひゃ~難しい四字熟語が出てきましたねぇ。
一瞬、獅子になったかと思ったんですけど
やっぱり、石は石だったのかな!?
But! この夏が、もしやToriaを変えたかもしれません!
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TORIA (o ̄∇ ̄)/