アート講師のSachiです☆
ー「表現」とはいったい何か?ー
アート講師として、常に考え、悩み続ける課題です。
先日7/30に開催したグループレッスンでは、「ゴッホのひまわり」からその課題を少し掘り下げて考えてみました。
私自身も悩み続ける中、ご参加いただいた生徒さまの作品が本当に素晴らしく、、、!
こちらの講師コラムでもご紹介させていただきたいと思います!
ゴッホのひまわりは、全部で7点制作されています。
そのどれもがほぼ同じ構図なのですが、
7枚を見比べてみると、色彩やタッチを微妙に変えて試行錯誤されているのがよくわかります。
写真のように写実的に描くよりも、動きのあるタッチや色による演出がより激しく行われていて、
そしてそれぞれの作品から感じる印象は、同じ構図であるにも関わらずとても劇的に違うのです!
下調べをしながら、私自身すごく面白いなぁと思いました。
(ご興味を持ってくださった方は、ぜひネットや書籍で調べてみてください!)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%BE%E3%82%8F%E3%82%8A_(%E7%B5%B5%E7%94%BB
グループレッスンでは、鑑賞の中で生徒さまとたくさんの意見を交換を交換させていただき、
制作中も「ここはどうしたらいいでしょうか。」と、私自身も相談させていただきながら一緒に作品を描いてみました。
とりあえず、まず一筆。下書きもしないで、花びらを一枚描いてみる。
一枚、一枚と描いていってみると、少しずつ「今日のひまわり」が顔を出し始めてきました。
そしてそのあとは、【この絵には、何が足りないか】を感じ取りながら筆を運んでみる。
そうして【なんとなく気持ちいい】色を選んだり、筆を斜めや縦や横に動かしてみる。
もしかすると、そういう絵との対話の積み重ねのことを【表現】と言うのかもしれませんね!
絵と対話ができると、失敗ですらすごく楽しい。
そういう初心を学び直させていただいた時間でした!
本当に素敵な作品、ありがとうございました!
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次回のグループレッスンは 8月27日(土)、
こども向け16時〜/おとな向け20時〜
【Sachi先生の絵画コンクール♪テーマ「夏の風景」】
を予定しています!
詳細はまた講師コラムで再投稿いたしますので、少々お待ちを♪
豪雨に酷暑。
とても厳しい気候で、100%楽しいとは言えない夏ではありますが、
みなさまどうぞお体には気をつけつつ、素敵な日々をお過ごしください!
またお会いしましょう!
Sachi☆