「怒って」いませんか?
2022年8月17日
みなさん、こんにちは。
いつもコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
苦手意識のあるお子さんに理由を聞くと、
「勉強しないと怒られるから」や「点数が悪いと怒られるから」、
と答えが返ってくることがあります。
お子さんの顔色を窺えば、
怒られる → やる気をなくす → 嫌い → 成績が下がる
の悪循環に陥っているのが分かります。
なぜ、子どもに「怒る」必要があるのでしょうか?
「怒る」とは「奴隷の心」と書き、「腹を立てること」です。
つまり、自分の思い通りにならない子どもに「感情」をぶつけている行為のこと。
それに対して「叱る」は「口で切りかかる」と書き、「良くない点を指摘すること」です。
要するに、良い方向に導くために「言葉」で注意することを意味します。
「怒る」のではなく、「叱る」のが正解です。
☆子どもを伸ばす正しい叱り方☆
〇落ち着いたトーンで目を見て話す
〇余計なことを言わず、シンプルに事実のみを伝える
〇注意することを1つに絞り、分かりやすく伝える
〇やってほしいことを具体的に述べる
〇子どもに学ばせるきっかけを与える
勉強しないからと感情に任せて「怒って」いませんか?
本当に子どものことを思うのであれば、間違っていることを
正しく「叱って」あげましょう!
本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。