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Cafetalk Tutor's Column

Tutor ARI T. 's Column

なんでイタリア語?:その1

Aug 25, 2022

どうも! イタリア語ペラペラ応援団のAri T.です!
お猿さんの動画効果なのか、思いの外前回コラムを読んでくださった方がいたので、
私がイタリア語に導かれたのに関わったと考えられる理由をもう少し書いてみます。

イタリア語学習者さんのためにならない「オレオレ」コラムに寄ってしまうかもしれないので、
ビュー数が上がらなければ中断するのでご安心を!w

前回書いた通り、私の父は建築家で、大学院を卒業してすぐに船に乗りイタリアに渡った変人でした。
Gio Pontiという建築家、インダストリアルデザイナー、家具デザイナーの事務所で働くことを目指しての渡伊です。
今でこそ「イタリア帰り」の建築家は山ほどいますが、
第二次世界大戦で大敗した極東の敗戦国の大学院出立ての青年が、
世界中に名の知られた建築家の事務所で働くことを目指すなど、とてつもない野望ですよね(^^;

もちろんすぐにはその野望は叶わず、最初はLa Rinascenteというデパートのデザインルームで働いたそうです。
そこで「自分のデザインを盗んだだろ!」とイタリア人と大喧嘩して勝利したのが自慢だったとかw
次にFranco Albiniという建築家の事務所でも働き始めます。
La Rinascdnteでも働いていることを内緒にし、
La Rinascdnteには、Albiniの事務所で働いていることを内緒にして、、、
う〜ん、イタリアに合っている人でしたw

そのうちに両方にバレて、両方に「うちに来るのを午後にして、向こうは午前中にしてくれ」と言われたとか!
いや〜、イタリア!ww

そうして遂に憧れのGio Pontiの事務所に入ることができ、さまざまなことを学んで日本に帰国。
そしてお見合いで母と結婚してのちに私が生まれたのです(そりゃそうだw)
私には8年前に亡くなってしまった4つ上の姉がいました。
しつこくコラムで「本名です」と申し上げている通り私は本当に「亜里」という名前です。
4つ上の姉は「アル」という名前でした。
1960年代、はっきり言って両方とも「異様」な名前。

一般的に子供の名前には親の想いが込められているかとおもうのですが、
我々の名前はシンプルに「イタリア人が呼びやすい名前」という理由で付けられたそうです、、、、(涙
そのおかげでどれだけ苦労したと思ってるんだぁーーーー!!!!!
と叫び続けていた私、ずーと「大人になったら◯◯子っていう名前に改名するんだ♪」と思っていたんですw
まあ、たしかに、お陰でいまは大抵仕事出会うイタリア人にも一発で名前を覚えてもらえるのですが。

つづく(?)

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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