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Cafetalk Tutor's Column

nagaiki 講師のコラム

養生訓について(41 )

2022年9月12日

こんにちは、nagaikiです。

養生訓(原文)「気は、一身体(いちしんたい)の内にあまねく行わたるべし。

むねの中(なか) 一所(ひとところ)に、あつむべからず。
いかり、かなしみ、うれひ、思ひ、あれば、胸中(きょうちゅう)一所ひとところ)に気とどこほりてあつまる。
七情(ななじょう)の過(すぎ)て滞(とどこう)るは病の生(しょうず)る基(もと)なり。」

意訳

心の中に怒り、悲しみ、うれい、苦悩があれば、気分が滞り病気の原因になるでしょう。

気づき

江戸時代の初期において、怒りや悲しみ、うれいがあれば、身体に良くないことは分かっていても、病気の原因にまで言及されていることに、少なからず驚かされました。ストレスが、身体に影響することは、今も昔も変わらない事ですかね。

 

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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