こんにちは、nagaikiです。
養生訓(原文)
俗人(ぞくじん)は、慾をほしゐままにして、礼儀にそむき、気を養はずして、天年をたもたず。理気二(りきふたつ)ながら失へり。仙術(せんじゅつ)の士は養気(ようき)に偏(へん)にして、道理を好まず。
故に礼儀をすててつとめず。
陋儒(ろうじゅ)は理(り)に偏(へん)にして気を養はず。
修養(しゅうよう)の道をしらずして天年をたもたず。
此(この)三つは、ともに君子の行ふ道にあらず。
意訳
欲深な人は欲を我慢しません。偏狭な人は偏り過ぎて礼儀の背きます。理論家の人は理屈に偏り実行が伴いません。このような人は、養生の人とは、いいません。
気づき
養生するということは、意外とバランスが大切かも知れませんね。