こんにちは、nagaikiです。
養生訓(原文)
[養生の道は、恃(たの)むを戒(いま)しむ。わが身のつよきをたのみ、わかきをたのみ、病の少(し)いゆるをたのむ。是皆わざはひの本也。刃の鋭(と)きをたのんで、かたき物をきれば、刃折(やいばお)る。
気のつよきをたのんで、みだりに気をつかへば、気へる。
脾腎(ひじん)のつよきをたのんで、飲食・色慾を過(そご)さば、病となる。]
意訳
養生の道は過信を戒めることです。切れ味よい刀も、堅いものを切れば、刃こぼれします。精神的に強いと思われている人も、本当は弱くすでに病んでいる場合もあります。お酒が強いといって飲み過ぎたり身体が強いといって無理をすれば病気になります。
気づき
自信と過信は紙一重と以前、聞いたことがあります。加齢とともに経験が豊富になり油断にも繋がります。
何事も、ほどほどが良いようです。