時々見かけるのが、例えば、
お給料の2割は貯金しましょう
という文言ですが、
将来に備えて貯金しておくことは
もちろん大切ですが、
それがお給料の2割かどうかは
わかりません。
前にも書いたことがありますが、
いくら必要かは支出に基づいています。
・いざという時、3か月生活できるだけにお金
・老後100歳まで生活できるだけのお金
・子供の教育費
これらはすべて「支出」に基づいています。
だから、自分の毎月あるいは毎年の支出を見て、
自分はこの先、これくらいのお金が必要。
それに対して、老後は年金と退職金がこれくらい。
足りない分は今から貯金と資産運用。
という考え方をします。
足りない分の貯金は、毎月に割り振ったら、
これくらい貯金すればいいんだなということが
わかります。
それは、たまたまお給料の2割になる人もいるかもしれませんが、
必ずしもお給料の2割ではありません。
まずは、きちんと計算することが大切です。
お給料の割合にこだわり過ぎて、
遊ぶのも我慢して・・・というのでは、
何のために仕事をして稼いでいるのでしょうか、となってしまいます。
計算の仕方がよくわからないという方は、
ご相談にいらしてください。