こんにちは。
受験生はラストスパートの時期ですね。
中学受験生は、関西組はあと二週間、関東組は早い所だと同じぐらいから始まりますね。
大学受験生も共通テストまで後少し。
この時期は、風邪をひかないよう、体調に気をつけて頑張ってください。
さて、今日は中学受験国語の頻出の著者を紹介したいと思います。
おそらく、小学校6年生になったあたりからはかなり忙しくなるかと思います。
できれば、余裕のある時期に本はたくさん読んでいただければと思います。
中学入試も、難関校の場合は記述の練習が必要になりますが、小4〜5年生前後の公開テストの点数は、おおよそ、その生徒さんの読書量に比例しているように思われます。
受ける学校にもよりますが、難関校の出題している国語の物語文は、ちょうど同じ小4〜小6、中学生を題材にした作品もあれば、異国の地の主人公をテーマにした作品もあります。大人のサラリーマンをテーマにしたものも。
自分とは異なる境遇の人の感情を読み取ったり、自分が遭遇したことのない場面を読み取る必要も出てきます。
普段から色々な作品に触れておくことをおすすめします。
【受験国語 頻出の著者①】
関口尚さん
渋谷教育学園渋谷、西大和、本郷中といった難関校で物語文として出題。
出題
①はとの神様 渋谷教育学園渋谷/愛光/神奈川大学附属/公文国際学園/春日丘/山脇学園 ②空をつかむまで 西大和学園/日本大学豊山/弘学館/国学院大学久我山/青稜
③潮風に流れる歌 本郷
【受験国語 頻出の著者②】
今井むつみさん
心理学の観点から言語、教育について考察。
記述の多い学校でも出題。
筆者の主張を読み取り、かつそれを表現する力が必要。
出題
①学びとは何か―探究人になるために 鴎友学園女子/大阪星光学院/国学院大学久我山/昭和学院秀英
②ことばと思考 神奈川大学附属
【受験国語 頻出の著者③】
平田オリザさん
大阪星光学院では、演じることの本質について書かれた部分から出題。
出題
①わかりあえないことから-コミュニケーション能力とは何か 鶯谷/佼成/埼玉平成/芝/東京都市大等々力/東邦大付属東邦
②幕が上がる 城北/早稲田
③演劇入門 大阪星光学院/東海大付第四
【受験国語 頻出の著者④】
椎名誠さん
「岳物語」は塾の国語テキストや模試で取り上げられたりと中学受験国語の定番作品です。
「続 岳物語」も読まれてもいいかもしれません。
出題
①岳物語 麻布
②孫物語 巣鴨
③蚊學の書 平安元年のハマダラアカイエ蚊 開成
④アイスプラネット 桐朋
【受験国語 頻出の著者⑤】
三浦綾子さん
塩狩峠・泥流地帯は難関校の小説部門で継続的に出題
出題
①草のうた 愛知/白百合学園
②海嶺 関東学院
③塩狩峠 渋谷教育学園幕張/聖光学院/専修大松戸/西大和/明治学院/横浜女学院
④泥流地帯 穎明館/大妻多摩/鎌倉学園/香蘭/札幌日大/成蹊/田園調布
【受験国語 頻出の著者⑥】
魚住直子さん
桜蔭中では、空を飛べなかったチドリが別の千鳥のおかげで飛べるようになった所から出題。
気持ちの変化を丁寧に追いたい。
出題
①クマのあたりまえ 桜蔭/開智/湘南白百合/東京学芸大竹早/東京都市大
②Two Trains 女子美大付/聖セシリア
③園芸少年 昭和学院秀英
【受験国語 頻出の著者⑦】
三浦しをんさん
東京学芸大附世田谷中では、主人公が異動先で馴染めず悩み、大家さんと話す中で自分の気持ちを整理していく場面から出題。
出題
①神去りなあなあ日常 かえつ有明/芝浦工大/東海大第四/明治学園
②舟を編む 岐阜聖徳大附/栄東/東京学芸大世田谷/藤嶺学園藤沢