中学生・高校生でも勉強が嫌いな生徒は多い。
得意・不得意以前に興味が無いのだ。
そうすると学校の先生から怒られる。
親に怒られて塾に通わせられる。
塾でも先生に怒られる。
さらに勉強が嫌いになる。
昔の私がまさにそれだった。
塾の講師を5年ほどやっていたが、
勉強が嫌いな生徒はイヤイヤ通っていた。
授業にも身が入っていない。
そんな状態じゃ内容も頭に入らないだろう。
勉強が好きな生徒は先生に可愛がられる。
同じ学費払っているのだから贔屓してはいけないが、
先生も人間だ。合う合わない、好き嫌いがある。
教科に真面目に取り組んで成績が良い生徒は好まれる。
でも、そうでない生徒はどうすればいいのだろうか?
学校では先生、家では親、塾では先生に怒られて滅入るだろう。
居場所がないと感じてしまう。
かといって勉強から逃げることはできない。
でも、勉強は嫌い。うーむ。
受験するなら勉強は避けて通れないが、
やる気ない中無理やり勉強しても理解できないものだ。
原因は興味がないことだから、
「受験のための勉強」「テスト勉強」から一回離れてみたらどうだろうか?
もちろん、受験やテスト直前ならこんな呑気なことは言わない。
「教養を深める勉強」「自分で好きなことについて調べる」
といったことをやってみると良いと思う。
私の例だと、
小学校の頃テレビで見たナポレオンズの手品が好きで本を読んで試した。
中学校の頃は旅行が好きで深夜特急を全巻読んで読書感想文を書いた。
高校の頃はバドミントンにはまって本を読んで自主練をした。
何故かBSE問題に興味を持って家庭科や化学に興味を持った。
受験勉強の科目に好き嫌いがあって普通。
ただ、何かが勉強のキッカケになれば良いと思う。
英語ネイティブの講師とのフリートーク、
スライム作り、料理、手品、スポーツ。
探すといろいろ見つかるものだ。
まずは探そうとしてみること。
探して見つかったらそれは勉強の原動力になり、一生の宝物になるよ。
理科が嫌いならテレビやネットで宇宙や生物の不思議についての番組を見ると良い。
「世界はどうなっているんだ?」
「生物ってすごいんだ!」
と不思議で夜眠れなくなる。
私の簡単な手品のレッスンを受けても良い。
紙とハサミとテープで不思議なことができる。
理科・科学は特に食わず嫌いが多い印象がある。
苦手は計算が遅かったり理解できなかったりするのがわかる。
でも、食わず嫌いというのは良くない。
まずは一度食べてから判断すれば良い。
いろいろやってみろ!試行錯誤あるのみ!