こんにちは。
中学受験によくでる著者を紹介したいと思います。
中学受験で頻出の著者は、大学受験の現代文でも頻出の著者であることも多いです。
中学受験の国語の論説文では対比の構造がきかれていたりすることも多々あります。
中学入試の国語といえども、普段から文章に読み慣れていることは大切です。
ぜひ、論説文から小説・物語、エッセイ、説明文、詩も含めて、いろいろな文章に触れておきましょう。
【受験国語 頻出の著者①】
乾ルカさん
「明日の僕に風が吹く」は2022年の早稲田中で出題。
過去の辛い失敗を主人公が克服していく、その時の主人公の心の動きを読み取りたい
出題
①願いながら、祈りながら
浦和明の星/カリタス女子/修道/聖光学院
②向かい風で飛べ!
城北
③明日の僕に風が吹く
早稲田
【受験国語 頻出の著者②】
村山由佳さん
近年2022年海陽、2021年攻玉社、2020年法政第二で出題。
2020年刊行の「雪のなまえ」は要チェックです。
出題
①約束
浅野/江戸川女子/大妻/慶應湘南藤沢/駒場東邦/淑徳/成城/千葉日大第一/東海大付浦安/奈良学園/日大豊山/森村学園/山手学院
②雪のなまえ
海陽
【受験国語 頻出の著者③】
角田光代さん
難関校頻出。
受験までに一度は読んでおきたい。
灘中や渋谷教育学園渋谷・幕張といった難関校でも出題されている。
出題
①さがしもの
岡山白陵/洗足/千葉日大/桐朋/広尾
②キッドナップ・ツアー
鎌倉女学院/カリタス女子/渋谷渋谷・幕張/成城/西武文理/普連土
③ぼくはきみのおにいさん
駒場東邦
④世界は終わりそうにない
海城
⑤Presents
灘
【受験国語 頻出の著者④】
星野道夫さん
アラスカの自然や人々を深く見つめた文章が特徴。
中学校の教科書にも掲載されている。
写真家の著者が撮影した迫力のあるアラスカの写真も必見!
出題
①アラスカ 光と風
開成
②星野道夫著作集
湘南白百合
③旅をする木
成城
※旅をした人―星野道夫の生と死 (→池沢夏樹さんが描く星野さんに関する著作)
早稲田実業
【受験国語 頻出の著者⑤】
齋藤孝さん
「声に出して読みたい日本語」で有名。
斉藤さんの著作は多くの学校で出題。
その中でも特に読書の大切さを説く文章が多く出題。
「読書力」は必見です。
出題
①コミュニケーション力
春日部共栄/成蹊/獨協埼玉/富士見/横浜富士見丘/早稲田摂陵
②新聞力
跡見/恵泉/和洋国府女子
③まねる力
椙山
④日本人は何を考えてきたのか
名古屋経大市邨
⑤遊ぶ力は生きる力
金城
⑥語彙力こそが教養である
星野
⑦「型破り」の発想力
三田国際
⑧読書力
鶯谷/大妻中野/開智/岐阜聖徳/星城/東海大浦安/東京女学館/日大第一
⑨教育力
相模女子/普連土
【受験国語 頻出の著者⑥】
外山滋比古さん
「思考の整理学」は東大・京大でもよく読まれている。
中学入試でも頻出。
関東・関西を問わず多く難関校で出題されている。
「思考の整理学」はぜひ読んでおきたい作品。
出題
①日本語の絶対語感
青山学横浜英和/跡見
②思考の整理学
青山/浅野/大宮開成/神奈川大/鎌倉/攻玉社/栄東/城北埼玉/千葉日大第一/西大和/茗溪/麗澤/美濃加茂
③消えるコトバ・消えないコトバ
愛知淑徳
④乱読のセレンディピティ
海城/甲陽
⑤何のために「学ぶ」のか 中学生からの大学講義1
穎明館/カリタス女子/成城/明治大付明治
⑥ものの見方、考え方
東京学芸大世田谷
【受験国語 頻出の著者⑦】
まはら三桃さん
桜蔭中では、結婚する女性に手紙を送る場面から出題。
登場人物の心情変化を読み取りたい。
同じ著者の作品の「無限の中心で」もおすすめ。
出題
①伝説のエンドーくん
城北埼玉
②鉄のしぶきがはねる
金城
③たまごを持つように
大妻嵐山/共立女子第二/公文国際/白百合/専修大松戸/桐朋女子/日大豊山/普連土
④思いはいのり、言葉はつばさ
桜蔭
⑤白をつなぐ
桐朋/南山
⑥風味さんじゅうまる
大妻嵐山/国府台女子/横浜女学院
⑦奮闘するたすく
栄光/明大中野/麗澤瑞浪
⑧鷹のように帆をあげて
鴎友女子/かえつ有明