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現在、「CATHOLICAカトリック表象大全」という本を読んでいます。
キリスト教・カトリック教会の視覚文化を一望する図鑑と書いてあるだけあって、カラー写真がとても多く、見ているだけで楽しくなるような本です。
ヨーロッパに観光で旅行に行くとなると、美術館や教会に行くことになりますが、日本から行くと、何のことかよくわからないことも多いかと思います。長年フランスに住んで、ガイドの仕事をしている私でも、まだまだ新しい発見があります。
西洋の美術鑑賞というと、結局は、キリスト教と関係していることが多いので、旅行に行く前にある程度は、キリスト教のことを知っておいた方が良いかと思います。ですが、文章ばかりの本を読むのは気が進まない、という方にはお勧めです。
お値段が4180円 と少々お高いのですが、オールカラー図版550点なので、当然かもしれません。
私は、毎晩、夜寝る前に読んでいるのですが、聖人の絵や、教会内の祭器具の写真などを見たりしていると、心が清められるような気がして、気持ちよく眠りにつけます。
既に何度もヨーロッパ旅行には行っているが、どうもキリスト教関係のことがピンとこないという方にも、何かヒントを与えてくれるような本だと思います。
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