女子受験生への注意事項:無理を重ねすぎると反動が出やすいので注意②

Tutor Na

こんにちは。

 

今日は、『女子受験生への注意事項:無理を重ねすぎると反動が出やすいので注意②』というテーマで書いていきたいと思います。

 

昨日の記事からの続きです。↓

 

 

 

女子の生徒さんが、最難関を目指していく場合、中学受験から大学受験・大学生活までの長期視点で考えていくことは、心身の健康と学業の両立の上でも非常に大切です。

 

残念ながら現状としては、中学から中高一貫校・大学受験・大学生活通してのアドバイスがないのが実情です。

 

 

中学受験であれば、小学生の間から中学受験までという短期的な視点でのアドバイスになってしまいます。

 

その結果、中学受験期に中学受験さえ結果が良ければいいという短期的視点で動くことになりがちです。

 

特に、中学受験から指導者が男性が多いということもあり(もちろん、女性の生徒さんの事情も理解しながら全体的なアドバイスをしてくださる先生もきちんといらっしゃいます)、指導が女子の生徒さんからすると負荷がかかりすぎるアドバイスになってしまうことが多々見受けられます。

 

知らず知らずのうちに、女子の生徒さん側が、無理を重ねてしまうという現象が起きてしまいます。

 

その結果、急に体調を崩したり、学校に行けなくなってしまったりということが、、一定数発生してしまいます。

 

中学受験は無理をして乗り越えられたけど、入った学校で不登校気味になってしまったり、大学受験では本命に入れたけど、入ってから体調を崩したり。

 

中学受験さなかに、心身のバランスが崩れたりと。

 

 

 

中学受験以降について言えば、

 

中高一貫校は男性講師の比率がさらにグッとあがるということもあり、女子の生徒さんの体調や心身に配慮した指導というよりは、男子生徒さん向けの指導をしてしまうことも頻繁に見受けられます。(もちろん、きちんと配慮したアドバイスをされる講師もいらっしゃいます。)

 

例えば、中学受験までであれば、男性と同じような勉強の仕方、勉強量でも大丈夫なのですが、中高一貫校ではそのような勉強の仕方はお勧めしません。

 

進学校の男子生徒さんは追い込みがすごく、凄まじい勉強量をこなして最後の一年でグッと伸びることが多いです。

 

まるで放物線のような成長曲線を描かれます。

 

もちろん、女子の生徒さんでも体育会系の部活動をされている場合は、男性と同じような勉強の仕方をできる方もいらっしゃいます。

 

しかし、大半の場合は、女子生徒さんの場合は、普段からコツコツ勉強しておいて、中高一貫校のカリキュラムから来る勉強貯金を作っておく勉強の仕方をしておいた方がいいでしょう。

 

というのも、大学受験の勉強であっても、無理をしすぎてしまえば、運よく大学受験はパスできても、大学で反動が来やすいからです。

 

 

 

中学受験から大学受験、その後の大学での生活のご様子を拝見していると、適度な負荷は構わないのですが、心身を酷使しすぎるような勉強生活を長く続けた場合に、どこかで必ず反動が来ています。

 

やはり、一度そういう事態に発展してしまうと、回復するのに長い時間がかかります。

 

何より、ご本人様が一番辛い思いをされます。

 

そういったことをなくすためにも、なるべく女子の生徒さんには、最短効率の勉強で、負荷を減らしながら、休憩も適度に取って、自分の体も労わりながら勉強していってほしいと思っています。

 

現状、長期的な視点で中学受験から大学受験・大学生活に至るまでのサポート体制というのは女子目線ではあまりありません。

 

女子生徒さんの場合は、心身のバランスも考慮しながら、勉強との両立をはかっていくことが(最難関を目指す上でも)必要です。

 

受験というプレッシャーの中で、そのバランスが崩れて、無理がたたってしまうのは非常に勿体無いです。

 

個々にそういうケースのご相談を受けたりするのですが、やはりどのケースの場合も、ある一時期に適度な負荷以上がかかっていることが共通点です。

 

中学受験から中高一貫校生活、大学受験、大学生活までという長期間を健康に楽しく送るために、受験勉強自体の戦略と、負荷を極端にかけすぎずにそれを実現させる事の両方が必要です。

 

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

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