カメラオンか? カメラオフか?
私はカメラオン派です。
ただカウンセリンなど心理的な話の場合は、精神的な気持ちを考えてカメラオフでいいと思います。
でも日本語を含む外国語のレッスンに関してはカメラオンにすべきであると思います。
ですから、私はカメラオフの日本語学習者はお断りしています。
私がカメラオンにする理由は主に二つあります。
一つは、生徒の表情を見るためです。
勉強ですから生徒はわからないことも多いでしょう。
でも、生徒の中にはわからなくても、わかったという人もいます。
わからないことがあっても、「わかりました」と言わないと恥ずかしいとか、まずいとか思うのは当然です。
また、答えがこれでいいのか悩んだりすることもあるでしょう。
そのようなときに、生徒は「わかった」と言ったけど「本当はわかってはいないのではないか」と思って、顔
で表情で理解度を確認し、違う教え方をする必要があると判断した場合には、
先生は違うアプローチをしないといけないと思います。
また生徒が面白くなさそうな顔をしていれば、先生は話題を変えるとか面白い話をするとか工夫をすることが
必要でしょう。
難しい日本語のレッスンを楽しく実のあるものにするためにも生徒の顔を確認しないといけないと思います。
日本語を勉強している生徒の中には一生を賭けている生徒もいるかもしれません。
私は、生徒は上級者のみに限定しています。その中には日本で働きたい、日本語を使って働きたい、日本企業
で働きたいという人が非常に多いです。
そういう生徒の夢をかなえるためにも
有意義な効果的なレッスンを真剣に行う責任が先生にはあると思います。(もちろん楽しい雰囲気で)
先生は生徒に高いお金を払ってもらっているわけですから、それくらい配慮しないといけない、気を配らない
といけないと思います。
だからこそ、生徒の「顔」、というより「表情」を見て、先生は生徒の理解度を確認しないといけないと思い
ます。
二つ目は、発音の際の口の形の確認のためです。本当は舌の位置が大事ですが、舌を見るのは無理ですので
せめて口の形を見て発音(主にアクセント)修正他をするわけです。(英語などにも言えます)
口の開きを小さくすることでアクセントを弱くすることは十分可能です。(中国語ネイティブの場合特に。)
「あ」の段の口を「い」の段に変えて発音するだけでアクセントを弱めるのにもかなり効果があります。
韓国語ネイティブにも言えることですし、英語ネイティブにもいえることです。
スカイプなどは背景を変えることもできますし、私は生徒がサングラスをかけてレッスンを受けても構わない
と思います。
より効果的なレッスンをするためには、カメラオンが望ましいということを日本語を勉強する人にわかってほ
しいです。
双方カメラオフは、先生も楽です。話すだけの短時間レッスンでフリートークだけなら、極端に言えば、先生
は寝ていてもいいわけでフィードバックもちょっとで済みます。
(さすがに本当に寝てる先生はいないと思いますが、)
ただ、私はそんなレッスンスタイルで日本語を教えたいとは思いません。
一生を懸けて日本語をみんな勉強していると思って、日本語を真剣に教えています。
ただ、趣味で日本語を勉強しているという生徒に力を入れすぎることはしません。
逆効果ですから。
お互い顔を見せて、そして笑顔でレッスンを受けてほしいです。
日本語の先生も生徒のみなさんの笑顔が見たいです。
笑顔で日本語を話しましょう。笑顔で日本語を聞きましょう。お互いに!
長文ご容赦!
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