カウンセリングを生活の一部に、カウンセラーのayakoです。
みなさん、いかがお過ごしですか。
今日は、「影は個性」の話です。
よくカウンセリングの中で、「リフレーミングをしてみましょう」とお伝えしています。
リフレーミングとは、物の見方を変えるという手法です。
違った角度から物事を見ることで、一見マイナスやネガティブなことでも、
プラスの要素、ポジティブな面があることに気づけるようになります。
私自身も日々生活していく中で、
「失敗しちゃったな」と思ったときはリフレーミングをして、
何かしらプラスの意味があるはずだと捉えるようにしています。
このリフレーミングは、カウンセリングに来てくださる方だけでなく、
英語学習をしている方にも使えるなと思ったので、今日はお話ししたいと思います。
私自身、カウンセラーとして仕事をする一方で、英語講師もしています。
英語を教えている中で、日本人の生徒さんからよく聞くのが、
「ネイティブみたいな発音をしたい!」という要望です。
確かに、ネイティブのように発音できると自信につながりますし、
もっと積極的に英語を使いたくなるというポジティブな効果もあります。
ただ、「英語を学ぶ上でネイティブのような発音を目指すことが本当に必要なのか?」
というと、必ずしもそうではないと思います。
今、英語を話している人の大多数はノンネイティブです。
つまり、ネイティブらしい発音にこだわる必要はないのではないかと私は考えています。
ここで少し視点を変えて、他の国の英語学習者について考えてみましょう。
例えば、ヨーロッパの人たちはどうでしょうか?
ちょうど今、私が読んでいる第二言語習得研究についての「究極の英語学習法」という本に、
第二言語習得研究についての興味深い話が書かれていました。
ヨーロッパの人たちは、発音に少し訛りがあっても、それを 「個性」 として受け入れるそうです。
そのため、わざわざ発音矯正をしようとはしない、というのです。
この考え方はとても新鮮でした。
日本とヨーロッパの文化や価値観の違いが、こういうところにも表れているのかもしれません。
英語学習に限らず、欧米の人たちは「人と違うこと」をポジティブに捉え、
それを 「個性」 として受け入れる傾向があります。
一方で、日本では「みんなと同じであることが良いこと」という考えが根強くありますよね。
歴史的にも、周囲と違うことに不安を感じたり、
無理にでもみんなと同じであろうとする傾向があるように思います。
ただ、その価値観に馴染めず、苦しんでいる人も多いのではないでしょうか。
特に子どもたちの場合、それが「不登校」という形で表れることもあるかもしれません。
「人と違うこと」は、一見マイナスに思えるかもしれません。
でも、角度を変えて見てみると、必ず良い面があるはずです。
もし、自分の中に「影」や「マイナスな要素」があると感じているなら、
ぜひ一度、それを書き出してみてください。
私がよく言うように、「書き出す」ことはとても大切です。
書き出した後で、「これって見方を変えたらどう言い換えられるかな?」とリフレーミングしてみてください。
きっと、ポジティブな言葉に置き換えることができるはずです。
そして、その言葉を見たときに、
「あれ?これって私の個性になるんじゃないかな?」と気づけるかもしれません。
ぜひ、リフレーミングを試してみてください。
影は、光がないと生まれません。
だからこそ、マイナスとプラス、光と影、
両方の側面があることを意識してみてください。
リフレーミングを通じて、自分の中にある 「光」 や 「プラスの要素」 を見つけてみましょう。
今日は、「影は個性」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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