こんにちは♬
アニメ公式サイト「薬屋のひとりごと」(毎週金曜日23:15~)https://kusuriyanohitorigoto.jp/
今日は第30話放送日♪
シーズン2(第2期)が1月10日(金)より、始まりましたね♪
私実はこのアニメとても好きで、とても楽しみにしておりましたヾ(〃∇〃)ノ ♪
オープニングの幾田りらさんの「百花繚乱」もとてもアニメに合っていてよき♪ タッタターラッタ♪
これからお気に入りの曲になりそうです(笑)
また、公式サイトでは、現在、あなたの性格がどの登場人物なのかを診断してくれる「キャラクター診断」を実施されているので、気になる方は、やってみてね♪
ちなみに私は、壬氏様でした。(なんか私のキャラとは違うような気がしましたが。。(笑))
内容もとても面白いのですが、中国の伝統的な薬草の使い方や、昔ながらの知恵袋がたくさん詰まっていて、アニメといえど、まさに私にとっては参考資料の1つです♪(知らんがな)
今回は、シーズン2の第3話のタイトルの冬人夏草のモデルであろう「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」について、また、猫猫が探してきた毒キノコであろう「カエンタケ」に焦点を当てて書いていきます♪
第2話のストーリー内容↓
年季が明け、結婚を間近に控えた女官が行方不明になった。久しく聞かなかった類の話に、猫猫は後宮が様々な思惑が入り乱れる“女の園”であったことを再認識する。そんな折、壬氏から後宮に生えている毒茸の調査を命じられる。含みのあるような言動を見せる壬氏にひっかかりを覚えるも、猫猫は毒茸調査に胸を躍らせる。1日目の捜索が終わり、翡翠宮に戻ると、中級妃のひとりが亡くなったと聞かされて…。
(アニメ公式サイト「薬屋のひとりごと」より引用)〖カエンタケ〗
壬氏が猫猫にキノコを食べて食中毒になる女官のために、間違えて食べそうなものの処分と、毒キノコ調査を依頼する。そして猫猫が探してきた赤いきのこ。見た目と食べると出てくる症状からおそらく「カエンタケ」なのではないかと。(実際には何も名前が出てこなかったですが。)
中級妃の静妃(ジンヒ)が食中毒で亡くなった(実際は別人の姚(タオ)という静妃に似ている女官が亡くなった上に、実際は1年前に静妃は亡くなっていた。)とされた際に死体の(姚(タオ)の)皮膚がただれていて、猫猫が「直接毒キノコを顔にこすりつけたような」と言っているようにその特徴も「カエンタケ」に似ているのです。
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毒キノコのカエンタケ 写真
アニメでも赤いキノコでしたが、なにやら不気味、、。
表面はオレンジ色から赤色で、細長い円柱状または棒状。
土から手の指が出ているように群生または単生するとのこと。
中身は白くて硬いそうな。
時期: 夏から秋
場所 :ナラ類などの広葉樹林の地上
食後30分~発熱,悪寒,嘔吐,下痢,腹痛,手足のしびれ等の症状が起きるそうで、2日後に、消化器不全,小脳萎縮による運動障害など脳神経障害により死に至ることもあるんだとか。。。
また触れるだけで皮膚がただれる可能性があるそうです。
全身が真っ赤に炎症したり、脱毛、顔面脱皮などの症状もあるそうです。
なんでも厚生労働省のHPによれば、薬用と勘違いして酒に浸して飲んで、死亡した例があるとのこと。。
おそろしや。。
これを食すことはあまりないと思いますが、似たような色、形のものを見つけるようなことがあれば、近づかないように気を付けてくださいね♪
〖冬虫夏草〗
次に紹介していくのはシーズン2の第3話のタイトルのモデルになっている
であろう「冬虫夏草」。
(少しグロテスクな写真や内容を含むので、飛ばしたい方は飛ばしちゃってください。)
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(冬虫夏草が生えている時(上)、乾燥後(下))
冬虫夏草
バッカクキン科
学名:Cordyceos sinensis
英語名:Tong-chon-ha-cho
中国名:冬虫夏草(DongChungXiaCao)
和名:トチュウカソウ
これはきのこの一種と言われていて、コウモリガ科などの幼虫にフユムシナツクサタケが寄生して形成されたもので、昔から東洋医学の生薬として使用されてきたそう。
どうりて見た目が虫そのもの・・・。
別名アリゾンビ菌とも言われています。
恐ろしい名前。。
このきのこができるまで
冬にオオコウモリガの幼虫が冬虫夏草菌に感染➔菌糸が徐々に体内に充満して虫の中身がなくなり、殻だけが残る➔春(旧暦では夏頃)に虫体の頭部から冬虫夏草菌の子実体が伸び出る。
こんな感じで発生するようです。
冬は虫の状態で、やがて夏に草(キノコ)になることから「冬虫夏草」と呼ばれるようになったんだとか。。
ただ、これ、生薬にするにしても、少し抵抗が。。(笑)
乾燥した画像はわかりにくいですが、先端がキノコになっているようですね。
実はこのきのこ、とてもたくさんの作用があるようなのです。
免疫賦活作用はもちろんのこと、腎臓強壮剤としてや、肺の鎮静、出血の止血、痰の去痰や慢性的な疲労、病後の回復、呼吸器、性機能のサポートなど、多くの場面で使用されています。
他にも抗がん作用、抗菌作用、造血機能の調整作用、血糖値の降下作用など、健康維持にもとても良い作用がたくさんあります。
また、実際生薬としてキノコはよく使われており、免疫賦活作用で有名な「霊芝(れいし)」や、現在だと、日本でよく食べている「しいたけ」などもよく使用されていたりします。
また、これについては後日、記事に記載しますね♪(いつだよー)
さいごに・・
今回カエンタケと冬虫夏草についてご紹介しましたが、
「死体の上に生えるキノコ」としてタイトルに「冬人夏草」と使われている感じ。。。なんか想像するだけで怖いです(笑)
また「女の園」はとても怖い場所だなと改めて認識させたれた話でした(笑)
本日は以上です♪
本当に様々な面白い生薬が出てくる「薬屋のひとりごと」
これからも目が離せません。( *´艸`)
(参照:厚生労働省、日本メディカルハーブ協会HP)
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