#131 SNS疲れを防ぐためにできること
カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「SNS疲れを防ぐためにできること」のお話です。
これを聞いてくださっているほとんどの方が、スマートフォンを持たれているかと思います。
最近、10歳になる息子がスマートフォンデビューをしました。これが遅いのか早いのかわかりませんが、息子はインドネシアの小学校に通っていて、1年ずれているため、10歳ですが小学5年生のクラスにいます。
息子によると、クラスで自分専用のスマートフォンを持っていないのは自分だけだと言っています。本当かどうかはわかりませんが、実際に息子の友達と出かけたとき、ほとんどの子どもがスマートフォンを持っていました。
連絡を取りやすくするため、新しいものではなく、私が以前使っていたiPhone7を息子用に設定しました。今のところ、持ち歩くことはなく、家ではノートパソコンでゲームをしています。スマートフォンでもできますが、私は目の健康が心配なので、画面が大きいノートパソコンを使うように言っています。
子どもがスマートフォンを持つようになり、やはり話題に出てくるのがSNSですね。
私自身、Instagramと旧Twitter(X)のアカウントを持っています。以前は、公式コラムを更新した際にお知らせとして投稿していましたが、今はほとんど使わなくなりました。たまにフォローしている方の写真や投稿を見る程度です。
私はスマートフォンにはInstagramやXのアプリを入れていません。アプリがあるとつい見てしまい、時間を無駄にしてしまうと感じたため、見る場合はパソコンから数分だけにしています。
最近、カウンセリングでも「SNSを見ているとあっという間に時間が過ぎる」という相談が増えています。この「SNS疲れ」、原因は大きく3つに分けられると思います。
1. SNS疲れの原因
① 情報過多と更新頻度の高さ
SNSには大量の情報があり、次々に新しい投稿が更新されます。フォローしている人の投稿だけでなく、おすすめの投稿も流れてきます。情報量が多すぎて頭が休まらず、消化しきれないことが疲れの原因になります。
② 比較疲れ
SNSを見ていると、他人の生活と自分を比べてしまうことがあります。
「この人、素敵な生活を送っているな」
「私の生活はそれに比べて…」
こうした比較からマイナスな気持ちになったり、嫉妬したりすることがあります。嫉妬すること自体がエネルギーを消耗し、心が疲れてしまうのです。
③ 依存
無意識にスマートフォンを手に取り、気づけば何時間も経っていることはありませんか?
「あの時間で本が読めたのに…」と後悔した経験がある方もいるかもしれません。SNSを開くのが習慣化すると、無意識のうちにスクロールし続けてしまいます。
2. SNS疲れを防ぐためにできること
これらの疲れを防ぐため、私が大事だと思うのは3つです。
① 利用時間を制限する
•スマートフォンからSNSアプリを削除するだけでも利用時間は減ります。
•「SNSを見るのはパソコンからだけ」「1日5分だけ」と決めるのも有効です。
•どのタイミングで見るかも決めるとよいでしょう。例えば、「通勤の移動時間の5分」「夕食前の5分」など。
② フォローする人を整理する
•なんとなくフォローするのではなく、自分にとって有益な情報を発信している人をフォローする。
•前向きな投稿をする人を選び、ネガティブな投稿が多いアカウントはフォローを外す。
③ SNSを使う目的を明確にする
•SNSを「何のために使うのか?」を考えてみましょう。
•気分転換のため?情報収集のため?目的が明確なら、ダラダラと使い続けることを防げます。
•例えば「リフレッシュのためなら10分」「情報収集のためなら15分」と決める。
•新聞を読むのに何時間もかけないように、SNSも短時間で目的を果たせば十分です。
3. デジタルデトックスも試してみる
SNS疲れを解消するには、デジタルデトックスの時間を作るのも効果的です。
例えば…
•スマートフォンを持たずに近所を散歩する
•1日SNSを開かない日を作る
•休日はスマートフォンをオフにする
スマートフォンを手放す時間を意識的に作ることで、心がリフレッシュされます。
SNSはとても便利なツールですが、使い方によってはストレスや疲れの原因になります。
「利用時間を制限する」「フォローを整理する」「目的を明確にする」ことで、上手に付き合っていきましょう。
今日は「SNS疲れを防ぐためにできること」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
インスタグラムで毎日前向きになれる言葉を発信しています。☺︎
Instagram
ブログはこちらからもお聞きいただけます。
stand fm 心の休息ラジオ
回应 (0)