※「レッスンの余白」は、わたしが日本語教師をする中で感じたこと、
思ったことをお伝えするコラムです。
4月1日、
また桜の季節が来ました。
京都の桜は、まだ咲き始めたばかり、
これからが桜の季節の本番(ほんばん)です。
巷(ちまた)※では
今日から新生活を始める方が
たくさんいらっしゃると思います。
※巷(ちまた) 〜 世の中
私の外国人の生徒さんの中にも、
今日から大学院生活がスタートする方々がいらっしゃいます。
Cafetalkでレッスンを始めて2年3ヶ月、
たくさんの外国人の生徒さんの大学院入試のお手伝いをしました。
①研究計画書を拝見して、
その方が本当に研究したいテーマを掘り下げながら、
論理的一貫性(ろんりてきいっかんせい)やアカデミックジャパニーズ
という観点(かんてん)からアドバイスを行い、
より良い研究計画書に仕上げる。
②研究計画書に基づいて、
面接での想定質問を考え、
回答の原稿を作っていただいて、それを添削(てんさく)する、
完成原稿に基づいて、面接の練習をする。
③最後は、原稿を一度忘れて、
伝えたいポイントだけを頭に残し、
模擬(もぎ)面接を何度も行う。
生徒さんも必死ですが、
私も全力でレッスンに取り組みます。
試験の前の日に、
京都の天神様(てんじんさま)(学問の神様)に
合格祈願(ごうかくきがん)に行くこともあります。
もちろん、合格したのは生徒さんご本人の力ですが、
一緒(いっしょ)に走った私も、
合格のお知らせをいただいた夜には、
祝杯(しゅくはい)をあげます。
うれしい時間です。
また、私の専門外のテーマに触(ふ)れることで、
私の知識や世界も広がりました。
生徒さんたちのおかげです。
ありがとうございました。
今日から始まる大学院生活が、
実(みの)り多いものでありますよう、
心からお祈りします。
おめでとうございました!
(実は、4月1日は、
私の結婚記念日でもあります!)
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KOBA
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