※「京都徒然(つれづれ)」は、わたしが京都にいるときに見たこと、感じたことをお伝えするコラムです。
( 徒然(つれづれ)…何もすることがなくぼんやりしていること)
今、京都は桜が満開(まんかい)です。
京都の街(まち)は桜の花の中にあります。
今年は、京都御所(きょうとごごしょ)の枝垂(しだ)れ桜をはじめとして、
蹴上(けあげ)、木屋町(きやまち)、
真如堂(しんにょどう)、背割堤(せわりてい)などで
桜を楽しみました。
でも、京都の街(まち)のいいところは、
わざわざ桜の名所(めいしょ)へ行かなくても、
どこでも桜が楽しめることです。
たとえば、私の部屋のすぐ近くの鴨川、
川沿いの遊歩道(ゆうほどう)には、
至(いた)る所に桜が咲いています。
会社や学校のお花見、家族連れ、
赤ちゃんを連れたお母さん、高齢(こうれい)のご夫婦、
みなさん思い思いに、
普段着(ふだんぎ)で桜の花を楽しんでいます。
昔、桜の花粉には
「エフェドリン」という
交感神経(こうかんしんけい)を
興奮(こうふん)させる作用(さよう)がある成分(せいぶん)
が含まれている、という話がありました。
実は、これは嘘(うそ)だったようですが、
それでも、桜の下を歩いていると
酔(よ)ったような気持ちになります。
毎年、春になると、
桜は、日本の財産(ざいさん)だという思いを深(ふか)くします。
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KOBA
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