カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「最近読んだおすすめの本」のお話です。
今日はですね、漫画を取り上げたいなと思います。
以前ご紹介したことがあったかもしれないんですけれども、
今月、私の大好きな漫画の一つ『おひとりさまホテル』の第6巻が発売になりました。
すごく楽しみにしていたので、発売日当日に、
私はKindle版で全巻揃えているんですけれども、購入して一気に読みました。
すごく良かったですね。
今回の見どころの一つは、能登のホテルについてのエピソードが含まれているという点かなと思います。
実際に震災があった後の能登を訪れるシーンがあり、
建物が崩れているような場面も描かれています。
とても現実的な描写なんですが、イラストの優しいタッチのおかげで、
今の現実を穏やかに教えてくれているような、そんな感覚になりました。
とても良い作品だったなぁと、読み終えて改めて思いました。
この『おひとりさまホテル』、私は1巻から6巻まで持っていて、
実は時々読み返しているんです。
ランダムに巻を選んで、さらにその中のエピソードもランダムに選んで読んでいます。
なぜこんなに好きかというと、
やっぱり「ひとり時間」を肯定してくれているところですね。
誰かと一緒じゃなくても、ひとりで楽しんでいいんだという空気が全体にあって、読んでいてホッとします。
私はもともと、ひとりで過ごすのが好きですし、
むしろひとり時間を取らないと、心のバランスを崩しやすいタイプです。
この漫画は、「ひとり時間は寂しいことではなくて、贅沢なことなんだ」って感じさせてくれるんですよね。
読むたびに、「私もひとりでじっくりのんびり過ごしたいな」「どこかに行きたいな」って思わせてくれます。
漫画の中には、自分を大切にするヒントがたくさんあるなと感じます。
「おひとりさま」を、自分を甘やかす時間として描いてくれていて、
毎日の中で忘れがちな自分へのご褒美や、心の余白を思い出させてくれます。
主人公や登場人物たちは、日々バタバタと仕事に追われて、
「やっと落ち着いた」というタイミングで、ホテルに泊まって自分にご褒美をあげるんですね。
ホテルに泊まっているときは、
「今日はもう自分へのご褒美だから」って言って、たくさん食べて、たくさん飲んで。
そんな姿にすごく共感します。
「わかる、こういうのしたい!」って思う方、きっと多いんじゃないかなと思います。
そして、ホテルや旅の描写がとてもリアルで素敵なんです。
実在するホテルにキャラクターが出向いて、
お部屋の様子や館内の様子などが詳しく描かれています。
漫画の最後には、そのホテルの情報が載っているので、
読んで「ここ、行ってみたいな」と思ったら、実際に泊まりに行くこともできるんですよね。
私はまだその体験はないのですが、
実際に漫画に登場するホテルに泊まったら、
「このキャラクターがこんなふうに過ごしてたな」なんて思い返すんだろうな、と想像しています。
この『おひとりさまホテル』はどの巻もおすすめですが、
1巻から順に読んでいくと、ちょっとしたエピソードがつながっているので、より楽しめると思います。
心の休息の一冊として、ぜひ手に取ってみてください。
今日は「最近読んだおすすめの本」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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