韓国語を学んでいると、
最初に習うのは丁寧な「~요(ヨ)体」や「합니다(ハムニダ)体」ではないでしょうか。
でも、韓国ドラマや友達同士の会話を見ていると、
「안녕」「뭐 해?」「진짜?」など、教科書では見かけないカジュアルな韓国語が飛び交います。
それが「반말(パンマル)」です。
「반말」って何?
「반말」とは、敬語ではない“ため口”のような言い方。
親しい関係の中で使われる、カジュアルな話し方です。
主に以下のような場面で使われます。
- 同年代の友達や恋人との会話
- 年下の相手に話すとき
- 家族や兄弟姉妹との日常会話
-
逆に、目上の人や初対面の相手に使うと失礼になることもあるので注意が必要です。
丁寧な言い方と「반말」の比較
「~요」を「~어/아」に変えるだけ?
반말は、実はとてもシンプル。
해요체(~요体)の語尾「요」を取って、基本形の形に戻すだけのことが多いです。
例えば:
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해요 → 해
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마셔요 → 마셔
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예뻐요 → 예뻐
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했어요 → 했어
動詞や形容詞の基本形(辞書形)を知っていれば、比較的簡単に反映できます。
ドラマでよく出てくる「반말」表現
韓国ドラマを見ていると、반말のセリフがたくさん登場します。
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지금 뭐 해?(今、何してるの?)
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진짜 웃겨(本当にウケる)
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나 배고파(お腹すいた)
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너 나 좋아해?(私のこと好き?)
イントネーションや言い方にも感情がこもっていて、学習者にはとても良い教材になります。
まとめ
「반말」は、韓国語をもっと自然に、そして親しみを込めて話すために欠かせない表現です。
最初は「失礼にならないかな…?」と不安に思うかもしれませんが、
場面と相手を理解して使えば、韓国語の楽しさがさらに広がります。
私のレッスンでは、「해요体」から「반말」への変換練習や、
ドラマのセリフを使った実践的なトレーニングも可能です。
一緒に“リアルな韓国語”を身につけてみませんか?
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