身体の部位を使った慣用句はたくさんありますが、「目にする」、「耳にする」はどんな意味かわかりますか?
- 最近こういう広告をよく目にする。
- 気になる噂を耳にした。
「目にする」は見る、という意味で、「耳にする」は聞く、という意味です。
ただし、テレビ番組のように自分の意思で長い時間見るときには使いません。「たまたま」「偶然」見たときや、自然と視界に入った場合に使います。
では、「口にする」はどういう意味でしょうか?考えてみましょう。
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実は「口にする」には、二つの意味があります。
一つ目は、口に入れる、つまり食べる・飲むという意味です。
- 朝から何も口にしていないので腹ぺこだ。
二つ目の意味は、言葉にして言うことです。
- 彼女はいつも仕事の不満を口にしている。
ハリーポッターシリーズのヴォルデモートは、名前を口にすることさえ恐ろしく、「例のあの人」、「名前を言ってはいけないあの人」などと呼ばれていますね。ハリーやハーマイオニーのように、名前を口にすることに抵抗を感じない人物もいますね。
ところで、「鼻にする」っていう言葉はあるのでしょうか?
もしあったらきっと、匂いがするという意味になるのでしょうが、残念ながらそういった慣用句はありません。
その他でいうと、「手にする」があります。
以下のように使います。もうみなさん、意味は分かりますね?
- 本屋でなんとなく手にした雑誌に知人が載っていた。
- ほしかった車をやっと手にした。
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