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私がOfficeのレッスンをMOSの出題範囲にあわせている理由

Kaorina

私がカフェトークでのMicrosoft Officeのメインにご用意しているレッスンは、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)の出題範囲に対応させています。
 
MOSは、Word、Excel、PowerPointなどの利用スキルを証明する国際資格です。
 
 
私のレッスンは、「MOSを受験する方のために」というつもりのレッスンではなく、「体系的にExcelやWord、PowerPointのスキルを学べるレッスン」として、実務ではあまり使わないようなものは割愛したり、逆に実際によく使う機能や便利な小技は追加しています。
 
いろいろなテキストや参考書を買い集めて読み漁って内容を比べ、きちんと利活用できるスキルを体系的に身につけるには、MOSの出題範囲にあげられている操作を主軸にカリキュラムを組み立てるのが、基礎から応用までの範囲をしっかり網羅できて良さそう!と思ったのです。
 
でもまあ、ほぼ出題範囲を網羅しているうえに、MOSと同じ出題形式で練習問題を用意しているので、せっかくなので、資格試験にも挑戦してみては?と軽~くお勧めしたりもしています。
 
 
実は、カフェトークでレッスンを始めてみたら、「ほぼ使ってないので、超基礎から勉強したいんです!」「自己流なので初歩から習いたくて!」という方が多くて、もともと用意していた「MOS一般」の前にセルの呼び方や入力方法から始める「はじめてのExcel(基礎)」をご用意したところ、受講くださった皆さんから「先生!はじめてのWord(基礎)もお願いします!」「先生!はじめてのPowerPoint(基礎)もお願いします!」とありがたいリクエストをいただきまして、とりあえず、まずWord(基礎)のテキストとデータ作成の真っ最中です(;^_^A
 
「Excel一般」からレッスンを受講くださった生徒さんからは、「先生、ピボットテーブルを習いたいので、Excelエキスパートもお願いします!」と言われ、こちらも当初は用意していなかったのですが、なんとか生徒さんがExcel一般(全6回)が終わる前に~と頑張って先月、めでたく仕上がりまして・・・(^-^;
Excelエキスパートがね、これまたレッスンが盛沢山で面白いのですよ!
というのは、教える側も生徒さんと楽しい時間を過ごしたいので、すべてのレッスンを私自身が楽しめるような作りに仕上げているんです。
 
私の生徒さんたち、皆さん、とても熱心にレッスンをリクエストしてくださり、どんどん進んでしまうので、私のほうが教材作るのが間に合わなくなりつつある今日この頃です(^_^;)
 

MicrosoftのOffice(Excel、Word、PowerPoint)って、いろいろなIT学習のもとになるスキルだと思っています。
たとえば、GoogleのスプレッドシートはほぼExcelと同じですし、GoogleドキュメントはWordのようなもので、GoogleスライドはPowerPointのようなものです。
Googleスプレッドシートを使ったことがない私でも、シートを開いた時点で80%は使いこなせてしまいました。(たぶんGoogleスプレッドシートのレッスンもできます☆)

これはほんの一例ですけれど、そう考えると、Officeが使えれば、他のアプリもそれぞれの特有の機能をちょっと学べばほぼ使えると思ってよいので、多くのアプリの基本的な考え方が学べるから、デジタルスキルアップの効率が上がると思うのです。
 
 
今は、ExcelやWordはデスクワークをしている方にとっては、使えていて当たり前って思われているスキルでもあり、ちょっと操作がわからなくても、なかなか職場で教えてもらいにくいツールかもしれません。
 
でも、とりあえず「ここに数字を入れれば・・・」とか「文字を入れれば・・・」で、見た目はそれっぽい資料ができあがらなくもないかもしれませんが、自己流でやると周りの方に迷惑がかかるのです。

とりあえず、自分のことは一旦、棚に上げておいて、
他人が作ったExcelって、使いにくくないですか?
修正がしずらかったり、
そもそもこれ、なんでExcelで作ったの?文章しかなくて表計算してないならWordで作るべきでしょ!とか、
計算式が入ってると思ったら、電卓で計算して答えを入力していた・・・とか、
他の資料に転用ができなかったり。
 
だから、この「すべてのアプリの基本!」といってもいいくらいのOfficeに関しては、自分のためにも周りの人のためにも、自己流ではなくて、体系的に学ぶことが重要だと思うのです。
 
 
MOSの出題範囲に準拠してレッスンを組み立てると、表計算ソフトのExcelでは表計算やグラフ、集計、データベースなどの扱いについて学びます。
そして、文書作成ソフトのWordにおいては、文章の基本がすべて学べるようなカリキュラムになっています。Wordは、ただご案内文を書くためのソフトではなく、長文を作る機能もとてもすぐれているので、考えをまとめながら階層構造で文章を組み立てていくことができるので、思考整理にもとても役立つツールなのです。PowerPointでは、描画系の操作の基本が学べるようになっていますし、Wordと同様にアウトライン機能で入力していくことで、ロジカルに思考を組み立てながらあっという間にスライドを作り上げてしまうことができます。
 
このWordのレッスンで学ぶテーマの配色やフォントの設定、PowerPointで学ぶスマートアートや図形描画機能などは、Excelでも活用できる知識なので、ほとんどExcelしか使わないという方にとっても、実はWordやPowerPointも学んでおくことで、共通知識が増えて応用が効くようになっていきます。
 
実は、ExcelとWordとPowerPointにある同じ名前のコマンドボタンでも、それぞれ少しずつできることが違っていたりします。
特に、「検索」や「置換」は大きく機能が異なり、Wordの置換機能はフォントやスタイルや編集記号なども置換対象にできる優れものです! 
 
 
私、ITのレッスンを教えていていうのもなのですが、恥ずかしながら、家電が苦手です・・・。
だって仮に、洗濯機の取説を全部読んで機能を全部使いこなせるようになったとしても、炊飯器では応用できない・・・。
それぞれみんな機能が違う(涙)から、学習効率が悪いので、私、オンとオフくらいしか覚えないから家電は最低機能しか使えてなくて。
先日、ちょっとタイマーを使ってみようかな・・・と挑戦してみたら、翌朝、炊飯器の中は、水に浸された米のままでした・・・(^-^;
 
その点、Windowsは基本を押さえれば、みんな同じなので、応用が効くので好きです(^_-)-☆

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The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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