カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「65歳になった自分が伝えたいこと」のお話です。
カウンセリングの中で、クライアントさんのご希望によっては、生まれてから5歳、10歳、今の自分の年齢、そこから未来にかけてどんどん深掘りをするというセッションがあったりします。
すでに過去となっている年齢のものだと、「どんな出来事がありましたか」「誰といましたか」「どんな気分でしたか」というような形で深掘りをしていくんですが、もちろん自分がまだ達していない年齢の時は、「どんな自分でありたいか」という、ちょっとしたコーチングを取り入れていきます。
私のクライアントさんですと、30代、40代、50代の方が多いんですが、まだ達していない年齢は、大体65歳ぐらいまでを目安に行います。
実はこのセッション、子どもの幼少期から未来の自分にというセッションなんですけども、私自身がやったことがあって、「自分が65歳になった時に伝えたいことって何だろう?」とリスト化したんですね。
これがですね、自分的には思ったよりたくさんは出てこなかったんですけど、一つ目っていうのはすぐ頭に浮かんだんです。
一つ目は、「やりたいと思ったことはやってみる」ですね。
私の場合、いろいろとやってきました。
例えば、高校で不登校してた時に、私は教室に入れないっていうのが悩みだったので、別室登校をしてみたり、文系から理系のコースに変えて違うクラスに入るなどしてみました。
それは結果的に解決にはならなかったんですけれども、「転校してみようかな」と思って転校してみたら、それがすごく大正解だったんですね。
やってみようって思ったことをやってみたのは本当に良かったと思っています。
そのあとに続いて、留学、そしてバリ島への移住。
やっぱりよく言いますけども、「やらないで後悔するより、やって後悔」…
でも実際にやったことで後悔になるかどうかは、それはそれで分からないですよね。
だから、やりたいと思ったことはとにかくやってみる。大変な時もあるかもしれないけど、やってみる。
これは伝えたいなあと思いました。
あと2つあります。
2つ目は「NOということの大切さ」です。
これは、断るとか、分からないというような否定的な表現を使って相手に伝えること。
私、一時期これができなくて、特に依頼に対しては「やります、やります」と言い過ぎてしまって、時間だけでなく心のゆとりも失ってしまった時期がありました。
私たち人間は、NOって言うのが難しいですよね。心苦しくなります。
でも、できないのであれば「できません」、分からないのであれば「分かりません」と、自分の今の状態や環境を軸に考えて、必要であればNOと言っていい。
これは私、大人になってから気づきました。
そして3つ目は、「自分を優先していい」ということですね。
今、余裕がなければ断るのもいいし、逆に自分がやってみたいと思ったことであれば、多少何かを犠牲にしてでもやってみる価値がある時もあると思うんです。
ここは本当にその方々の状況次第になりますが、自分の考えを軸にしてYESかNOかを判断する。
もしかしたらYESでもNOでもない中間の答えが出てくるかもしれません。
「やりたいと思ったことはやってみる」
「NOということの大切さ」
「自分を優先してもいい」
これが私が大人になって、65歳くらいになった時に他の人たちに伝えたいメッセージだなと思ったので、今日はお話ししてみました。
みなさんが65歳になった時、またはもうすでに65歳を迎えられている方は、そこから5歳や10歳ほどプラスしてみて、その年齢になった時に自分が伝えたいことって何だろう?
そんなふうに考えてみてはいかがでしょうか。
今日は「65歳になった自分が伝えたいこと」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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