こんにちはみなさん。日本語教師のゲンです。
そろそろ梅雨に入る季節ですが、それが終われば、学校に通う人にとっては待ちに待った夏休みですね。
そこで「夏休みはたくさん勉強したい!」と思っている人も多いと思います。(え?そんな人いない?かな)
でも、「やろう!」と思っても、毎日続けるのは難しいですね。夏休みの宿題..夏休みの最後こまったなあ~。
ですが今から、**自主学習(じしゅがくしゅう)**の力を少しずつ育てておくと、夏休み中もがんばれます。少しずつ練習をしておくのです。
今日は、毎日続けるためのコツを3つ紹介します。
① 毎日、同じ時間にやる
「朝ごはんのあと」や「夜寝る前」など、毎日同じ時間に勉強すると、体がそのリズムに慣れてきます。
とくに、朝ごはんを食べてから2〜3時間後は、頭が働きやすい時間です。
血糖値(けっとうち)が上がって、脳(のう)に栄養(えいよう)が届くので、集中(しゅうちゅう)しやすくなります。
もちろん、自分の生活リズムも大切です。
自分が集中しやすい時間を見つけて、その時間に少しだけ勉強するようにしましょう。
毎日10分でも大丈夫です。
大切なのは、続けることです。
慣れてきたら、「10分→15分→20分…」というふうに、少しずつ時間を増やしていきましょう。
② 小さな目標を立てる
「たくさん勉強しよう!」ではなく、「今日は『〜とき』の使い方をひとつ覚える」など、**小さな目標(もくひょう)**を立てましょう。
たとえば:
-
単語を1つだけ覚える
-
文を1つだけ書いてみる
-
3分だけ日本語の音声(おんせい)を聞く
このように小さなステップで勉強すると、「できた!」という気持ちになります。
それが、**自信(じしん)**につながります。
できたら、カレンダーに「✔️(チェック)」をつけたり、好きな飲み物を飲んだりして、小さなごほうびをあげるのもいい方法です。
ゲームのように楽しく続けていきましょう。
③ 「やらなきゃ」ではなく「やってみよう」と思う
「勉強しなきゃ…」と思うと、気持ちが重くなりますね。
でも、「ちょっとだけやってみようかな」と思うと、気持ちが楽になります。
「やらなきゃ」はプレッシャーになります。
でも「やってみよう」は、自分の中から出てくるやる気です。
この気持ちを大切にすると、勉強が「楽しいこと」になります。
間違えても大丈夫。
100点を目指さなくても大丈夫。
大切なのは、「少しずつ、自分のペースで」続けることです。
おわりに
夏休みになってから「今日から毎日がんばるぞ!」と思っても、うまくいかないことがあります。
だからこそ、今から少しずつ、自分のペースではじめていきましょう。
毎日続ける習慣(しゅうかん)をつくることが、上手になるためのいちばんの道です。
一緒にがんばっていきましょう!
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