行がおかしいかもしれません。お許しを!
日本語を丁寧にする際、「お」「ご、御」などの美化語を使いますが、原則、外来語カタカナ語に
は使いません。
例外的に使う場合、日本語を勉強している人はそれらを参考にしないようにしましょう。日本語を
教える先生は、例外を教えないか、なるべく使わないようによく説明したほうがいいでしょう。
生徒は混乱します。 そこまで教えて、初めて「日本語講師の仕事」と言えます。
日本語を勉強している外国人のみなさんは、「カタカナ語外来語には「お」「ご」は付けないのが原
則」で覚えるといいでしょう。
具体的におビール、おコーヒー、おジュース、おトイレ、おズボン、おタバコなど、変な日本語は覚
えないようにしましょう。
(ごく一部の場合を除いて使いません。使う場合も違和感があります。)
おビールは、水商売、飲食業など業界用語から来たもので、そういう所では使われますが、一般
的には使いません。
ビジネスパーソンが居酒屋に行き、店員が「注文のおビールは何本お持ちしましょうか?」なら、
わかりますが、お客のビジネスパーソンが「おビール5本お願いします。」と言えば、まず先輩な
どからダメ出しを食らいます。(「ビジネスマナー用語、勉強せんかい」とかなりの確率で。)
「おコーヒー」は、「ざます言葉」を使う小金持ちの奥様が、「お」を付ければ何でも丁寧になると思
って、気取って言っているテレビドラマみたいですね。「おコーヒーはブルマンでございますのよ。」
なんて一般社会では、まず使いません。
「おトイレ」もカタカナ語の「トイレ」に「お」を付けるくらいなら、
「手洗い」に「お」を付けて「お手洗い」に変えるほうがよほど正しい日本語だと言えるでしょう。
ビジネスマナーの講師も、こう教えます。日本語講師はビジネスマナーも勉強しなければいけま
せん。ビジネス経験がない日本語講師は特にそうです。
「おズボン」も、服飾関係の業界用語ではあり得ますが、一般的には使いません。
また、親などが小さい子供に「ぼく、おズボンきれいにはけましたか?」などと使うときの幼児語で
はあり得ますが、会社で「課長、おズボンが皺皺(しわしわ)です。」と言ったら、言われた人は「指
摘してくれるのは有難いけどおズボンはないだろう~、一流ビジネスパーソンのぼくちゃん。」と言
われるかも。言われないかも。
これ日本語を勉強する人に教える言葉として適切でしょうか?➡「はい、アウト。」
「おタバコ」は、「お煙草」ならまだ、まだわかります。それでも、元々外来語ですから違和感が残り
ます。
日本語を外国人に教える場合、原則や一般的言葉で教えるべきでしょう。業界用語、幼児語など
の例外的表現は教えるべきではないと考えられています。生徒、混乱しますから。
日本語教師も、教師です。でも小学校中学校高校大学などの教師とはちょっと違います。
一般の小学校~大学までの学校の先生は、大学生までは「先生、先生」と言う側で、その1~2年
後には「先生、先生」と言われる側になることが多いです。そのため、一般的な学校の先生はビジ
ネス経験がありませんので視野が狭いとよく言われます。
よく聞きます。実際そうだと思います。だからこそビジネス用語は大事です。
(付き合う相手が、生徒か生徒の親かPTAの人たちか同僚の先生ぐらいということは、
ビジネスマナー用語も知らない可能性が高いということです。)
もちろん例外的な,常識ある視野の広い、ビジネスマナーを知っている先生もたくさんいるでしょう。)
(居酒屋で)
「おビールをたくさん召し上がっておトイレにいらっしゃる、おズボンがしわしわのお客様、
おデザートはおコーヒーでよろしいでしょうか?」➡だめな日本語(赤字)として覚えましょう。
(会社で社長とお客様にコーヒーやお茶などを秘書が出す場合)
「〇〇様、お飲み物はおコーヒー、おジュース、お茶、どれがよろしいでしょうか?」→はい、秘書即
交代。
日本語講師は、日本語学習者が迷わないようわかりやすく、原則論で教えます。例外を教えると
きは、迷わないようにきちんと教えましょう。
(行変更などがおかしくなっていたらお詫びします。」
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