日本語では、「トラブル」という言葉を日常的に使いますよね。
・電車が遅れた → 「電車がトラブルで止まってて…」
・パソコンの調子が悪い → 「ちょっとPCがトラブルで…」
・仕事で手違いがあった → 「社内トラブルがあって…」
でも、英語の “trouble” を同じ感覚で使うと、大げさに聞こえることがあるので注意が必要です。
“trouble” は確かに「問題」「困難」という意味ですが、人間関係のもつれやトラブルメーカー、警察沙汰など、少し重めの状況に使われることが多いです。
たとえば:
・“He’s always getting into trouble.”
(彼はいつもトラブルを起こしてる → 問題児っぽいニュアンス)
・“They had some trouble with the law.”
(彼らは法的トラブルを抱えていた → 逮捕や訴訟の可能性)
・“There’s some trouble in the company.”
(社内でトラブルが起きている → 深刻な対立や不祥事の印象)
一方、日本語で言う「トラブル」は、もっと幅広く、ちょっとした不具合や小さな問題にも使われますよね。
・電車の遅延 → delay
・ネットの不具合 → issue / glitch
・手違い → mix-up / misunderstanding
このように、英語ではより具体的で状況に応じた言葉を使う方が自然です。
日本語でよく聞く「トラブルがあって遅れました」は、英語にするときに以下のように言い換えると自然です:
・“Sorry I’m late. There was a delay on the subway.”
(地下鉄が遅れてました)
・“Something came up.”(ちょっとした事情があって)←万能だけど曖昧
まとめ:日本語の「トラブル」例と、英語での自然な言い換え例
・電車トラブル
→ delay, disruption
・ネットのトラブル
→ issue, glitch
・機械のトラブル
→ malfunction, problem
・人間関係のトラブル
→ conflict, misunderstanding
・トラブルがあって…
→ I ran into some issues / There was a small problem
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