そんな一人である私ですが、昨日、18日にレッスンの合間を縫って、ソウルは三成COEXで始まったソウル国際図書展覧会(서울국제도서전)に行ってきました。
この行事は1954年に始まった伝統あるイベントで、今では世界19カ国から452の出版社などが参加し、5日間で約15万人が訪れるという、大規模なものです。
作家の講演などのプログラムも充実しており、サイン本や限定アイテムなど盛りだくさんのイベントがあるので、それはもう大人気。前売り券も早々に売り切れて、現在は当日の入場は業界人でも難しいほどです。
わたしも前もってオンライン前売券を購入し、張り切って会場1時間前に到着しましたが、すでに長蛇の列。結局、入場券に引き換えられたのは会場時間近くになってからでした。
他にも年中様々な展覧会が行われるCOEXですが、本の展示会で平日にこんなにもたくさんの人が集まるとは、びっくりです。
やはり女性の比率が高かったようですが、とにかくすごい人。広大なCOEXの展示場が狭く見えるほどで、特に문학동네をはじめ、文学系のメジャー出版社のブースはごった返していました。
展示にも面白いものがあり、多数のロッカーのドアにに推薦者と題名なしの図書情報、文中の印象的な一文だけが表示されていて、何の本が入っているかわからないという展示など、楽しめました。
私は日頃から愛読している作家이슬아さんの新作を買って、特典の台湾旅行記をゲットしました。この日ではなかったですが、이슬아さんの講演会も二日にわたって企画されていました。
そうそう、今回は台湾が主賓国の設定でした。台湾の作家が多数参加しているのはもちろん、台湾の特設ブースでは、とても情緒あふれる絵本が印象的でした。
観光以外にも、いろいろ韓国をもっと楽しみたい!という方、すでに驚くほど楽しんでいる方も多いですが、こんなイベントもあるよ、という報告でした。
これからも時々、韓国が好きな方のための現地情報を載せていけたら、と思います。
Yumi0430
Jun 20, 2025
楽しそうな展覧会ですね。韓国も本を好きな人が多いんですね〜。そんなに並ぶのであれば参加するのは難しそうですが行って見たいです。