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中国人の義理両親との暮らし#6(家族とどのくらいの頻度で電話しますか?)

Higa

Hello! 日本語教師のHazukiです。

私は、中国人の旦那さんのご両親と日本で同居しています。
3歳と1歳の子どもを一緒に育てながら、日々いろいろな文化の違いを感じています。

今回は、「家族とのコミュニケーションの頻度」についてお話ししたいと思います。
これは、日本と中国で大きく違うと感じたことの一つです。

私が旦那さんと付き合い始めたころ、彼の両親からよくテレビ電話がかかってきていました。
頻度はほぼ毎日。最初は正直、「親からの連絡、多すぎない?」と戸惑いました。

思い返せば、学生時代も同じような場面を見たことがあります。
中国や台湾から来た留学生の友人たちと食事をしていると、
親から電話がかかってくることがありました。
そのたびに、彼らは自然に電話に出て、「今、〇〇を食べてるよ!」と報告していたのです。
私はそれを見て、「すごく家族と仲がいいんだな」と感心する一方で、
「大学生になっても毎日親と話すの?」と、ちょっと不思議に思っていました。

日本では、大学進学や就職を機に、親元を離れる人が多く、
授業やアルバイト、友人との付き合いで忙しくなるため、
親との連絡頻度はどうしても減っていく傾向にあります。
私自身も、大学に入ってからは、親との連絡は週に1回あるかないか程度でした。

そんな私にとって、両親と毎日連絡を取るという文化は、とても新鮮でした。

子どもが生まれてからは、さらに変化がありました。
義両親が一時的に中国へ帰国していた時期は、
毎日30分〜1時間ほど、テレビ電話で孫の様子を見せるのが日課になりました。
最初は「毎日はちょっと大変だな…」と思っていましたが、
今では子どもたちもカメラ越しに「ナイナイ(奶奶=おばあちゃん)」と呼びかけたり、
遊んでいる様子を見せたりするようになり、テレビ電話も楽しい時間になっています。

日本ではなかなか見られない習慣かもしれませんが、
これも文化の違いのひとつであり、家族のつながりを大切にする気持ちの表れだと思います。

みなさんは、ご家族とどのくらい連絡を取っていますか?
文化の違いや家族との付き合い方について、
ぜひフリートークでお話ししませんか?(^^♪

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This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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