音声でもコラムをお楽しみいただけます??
カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「表での主役でなくていい」のお話です。
今日は、必ずしも主役やトップにならなくてもいいというお話をしたいと思います。
たとえば、プロのスポーツ選手になりたい人がいるとします。
サッカー選手を目指して部活でも練習に励み、頑張っているけれど、エースにはなれていない。
シンプルに考えると、やっぱり部活の中で一番になる、エースになる、サッカーが上手な人として認識されることを目指すのかなと思います。
でも、年齢を重ねたり、いろんな場面を経験していくと、「そうじゃなくてもいいのかな」と思う人もいるのではないでしょうか。
たとえば、プレーヤーとしてではなく、育成する側――監督やコーチのように――力を発揮するという道もありますよね。
私自身もそういった経験があって、「必ずしもトップ講師にならなくてもいい」と思うようになりました。
現状、私よりも英語が上手な方は本当にたくさんいますし、「今からそのレベルを目指して自分の英語を磨くことに全力を注ぎたいか」と言われると、正直その気持ちは湧いてこないんです。
もちろん、これからも英語の学びは続けていきたいと思っていますが、私以上に素晴らしい先生がいる中で、その先生方から学ぶことで多くの人がより幸せになれるとも感じています。
私はそんな素晴らしい先生たちを、裏から支える側として力を発揮する方が自分に合っていると感じています。
どうすれば先生たちが気持ちよく教えることができるかを考え、裏側でサポートするような仕事ですね。
こうした裏方の仕事を、私はこれまでに2社で経験してきましたが、そちらのほうが自分にはしっくりきています。
表に立つのではなく、運営の裏でやりとりを重ねながら支える。
そんな立場でも、自分の力を発揮できていると感じられること、それ自体がとても嬉しいことだと思っています。
そして、そういう形で自分の仕事に満足できることが、自己肯定感にもつながるのではないでしょうか。
表の舞台だけを意識するのではなく、裏側でできることがないかを考えてみる。
その両方にしっかり目を向けることが大切なのかなと思い、今日はこのテーマでお話ししてみました。
表舞台で活躍したいという方もいれば、表に立つ人を支える側としての関わりを選ぶ方もいます。
たとえばライターさんの仕事も同じですよね。
有名な人が出す本も、実は本人ではなく、ライターさんが言葉をまとめているというケースも多いです。
本に名前は載るかもしれませんが、多くの読者はその裏にいるライターさんの存在には気づきません。
でも、そうした裏方の立場でも力を発揮しながら、喜びや自己肯定感を得ることができるのです。
今日は「表での主役でなくていい」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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