音声でもコラムをお楽しみいただけます
カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「切り替えの“かたち”を知るだけで、半歩進める」のお話です。
またですね、久々にちょっと自分の中で気分が落ちるなっていうことがあったので、
それに関連したお話をしたいなと思います。
こういったカウンセリングとか、多くの人のお話を聞くことを仕事にしていると、
よくクライアントさんから「ayakoさんでも気持ちが落ち込むことってあるんですね」と言われるんですけども、
めっちゃあります。
気が落ちるっていうのは自然なことだなぁと思いますので、
今日は私の出来事をお話ししたいなと思います。
簡単に説明すると、お仕事でご一緒している方から現実的なことを言われたんですね。
私が設定している目標に対して「達成率が低い」と。
嬉しい気持ちにはならないですよね。
私の中では全力でやっていたつもりだったので、結構ショックで。
でも、言われたことは数字で見ると当たっていて、
やっぱり数字で判断するのがよい場合も多いですし、
その視点で見ると確かに達成率は低い。
だから落ち込んでたんです。
その後しばらくは、ずどーんとした気持ちになっていて、
他の人と話すときも「涙出そうかも」というところまでいきました。
でも、現実を知れたことはありがたいな、という気持ちもあって。
また別の方にその出来事を話したら、
「今の時代や年齢を重ねていく中で、指摘してもらえること自体が少ない。
だからこそ、指摘されるのは愛情の表れだよ。真剣に向き合ってくれている証拠だよ」
と言ってくださって。
確かにそうだな、と私もうなずきながら聞いていたのですが、
そう分かっていても、気分が落ちる、胸のあたりが苦しいという状態が続いていて、
でも、それでいいんですよね。
私もカウンセリングの中で「リフレーミング」というものをよく扱います。
物の見方を変えること。
光と影のように、一見きつい出来事も見方を変えると光に変わる。
今回のように「指摘されたこと=真剣に向き合ってもらえている」という見方ですね。
このような視点を持つことで、
光の側面を受け入れて気持ちよく過ごせたらベストですけど、
影の方に意識が向いてしまうことも自然なことだと思います。
でも、「こういう見方もできる」ということを知っているだけでも、
私たちは後退しているわけではなく、
その場に踏みとどまり、あるいは半歩進んでいるということになるんですよね。
こんな状態でも大丈夫。
私もこんな感じです、というのを今日はお伝えしたくてお話ししました。
みなさんも同じような経験、ありますでしょうか?
今日は「切り替えの“かたち”を知るだけで、半歩進める」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
Comments (0)