その人が「怒っていた」わけではない。
けれど、心の奥のざわつきが、なぜかいつまでも残る──
そんな感覚を感じていませんか?
それは、あなたが“ステルスでコントロールされている”のかもしれません。
相手は気づかずに人を傷つけていることもあれば、
意図的に「あなたの反応」を見て、快感を得ていることが実はあるんです。
こうした人たちは、自分の「弱さ」や「正しさ」や「共感」を使って、
あなたの意志や判断力、尊厳をじわじわと奪っていきます。
怒鳴らないのに支配してくる。
笑っているのに、傷つけてくる。
そんな「見えにくい支配」──それが、ステルス・コントロールです。
あなたが感じる、その違和感・・・
その人は“罪悪感”や“思いやり”を手がかりに、表立っては「見えない形」でコントロールしてくるのです。
だからこそ、必要なのは「もっと理解しようとすること」ではなくて、
あなたの側に、見えない“境界線”を持つこと。
一見優しさを装いながら、
あなたの判断力や行動を萎縮させ、自信を失わせていく。
あなたはいつもの癖で、気づけば「自分のほうが悪かったのかも」と、自分のせいにする原因を探しているのです。
そしてつい
誰かの反応1つで、自分の本音を後ろにおいてしまう。
誰かの顔色ばかり気にして、自然な行動が取れなくなっている。
そんな風に「ステルス・コントロール」は、静かにあなたの感情や意見が、少しずつ押しつぶしていきます。
・あなたが言い返せなくなるまで責め立て、あなたの心を折ることに喜びを感じる人
・自分を“かわいそうな存在”にして、あなたの罪悪感を利用する人
・周囲の人を巻き込み、気づけばあなた一人だけが悪者になるようにする人
・正論ばかりで圧をかけ、あなたに「自分は間違ってる」と思わせる人
・「本当に私のこと大切?」と何度も試し、信頼より支配でつながろうとする人
こうした人たちは、自分の「弱さ」や「正しさ」や「感情」を正当化して使いながら、知らない間にあなた自身の意思や自信を削っていくのです。
それに気づかずにいると、どうなるのでしょうか?
あなたは自分が思う「意思や選択」を疑うようになり始めます。
そして気づかないうちに、誰かの望みや感情の方を優先してしまうようになっています。
それは直接的にあなたを傷つけるわけではないので、一見して分かりにくい。
でも、確実に、あなたの自己は徐々に奪われていくんです。
声を荒らげられることもないのに、なぜか傷つき、いつの間にか自分が縛られていく。
穏やかに微笑みながら、傷つけてくる。
見えにくい形であなたの心に入り込む──それが、「ステルス・コントロール」です。
今、あなたの頭の中に、家族や職場、人間関係で誰か浮かんでいませんか?
最近、
リモハラ(リモート・ハラスメント)やロジハラ(ロジカル・ハラスメント)
など、「〇〇ハラ」という言葉が次々に出てきていまよね。
会社でも学校でも、その対応でどんどん仕事量が増えているように思いませんか?
今やもうそれが、最も「評価を保つため」に求められるようになっている「仕組み」が作られています。
表立ってわからない「支配」で苦しんだ時、
学校に相談しても、会社に対応を求めても、弁護士に相談しても、
「見えないもの」を立証するために、あなたはまた時間とお金、そして労力を使う事になってしまうんです。
あなたが自分自身に力を取り戻すこと。
リテラシー力をつけて、世間がどのように動いているのか、また人が人をどのように操ろうとしているのかを「見極める力」をつける時です。
あなたを取り囲む大きな力──学校や会社、政権や勢力は、確かにあなたに影響を及ぼす存在です。
でも、現実は私達が望むようには、一夜で全てがひっくり返って変化する事はないですよね。
そこに一喜一憂するというは、自分ではなく、変化の力を外側に与えてしまっているということです。
物事はもっと静かにゆっくり変化していくものです。
そして、常に力は「自分の中」にしっかりと握っておくものです。
きっと私のブログを読んで下さっているあなたは、人の意識や権力が激流のごとく変化している「今」、
それに流される事なく、「渦」の真ん中でじっと次はどう動けばよいのか「観察する目」を持っていると思っています。
だからこそ、必要なのは「もっと理解しようとすること」ではなくて、
あなたの側に、見えない“境界線”を持つこと。
さあ、今日はここまで。
次回はこの続きとなります。
「気づけば、相手の目が自分の指針になっていた」
そんな時、
どう関わればいいのか(対処法)
どう心を守るのか(境界の持ち方)
そして、どう自分の感覚を信じ直すか・・・
そんな事を書いていこうと思います。
次回楽しみにしてくださいね??
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました
氣功師の有岐でした。
??????
エンパワLaboの氣功レッスンは
*丹田の充実と、氣を操る技術
*止観行「内観」からの内側からの変容
人は「身体」を持っています。
だからこそ、心と身体、どちらか片方では片手落ちになります。
「健康な心は健康な身体から」その言葉通り??
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