今年もまたまた大変暑い夏となりましたね。
先日久しぶりに、1日かけてスペインの村をめぐり、その近くにあった、ローマの遺跡跡を見てきました。
私は最近古代史にロマンを感じるようになり、ゴシック建築などの建物を見るのも楽しいのですが、何千年前の遺跡などをみると、ワクワクするようになりました。
今回は、スペインがローマ帝国に占領されていた時代の、ある貴族の別荘跡を見学したのですが、私の大好きなモザイクが、当時の家屋跡の床として置かれており、博物館で見るよりもずっと現実味があり、当時の様子を想像することができて、とても楽しかったのです。先日は日中は40度になる暑さでしたが、この発掘跡は、建物内にあったため、問題なく見学ができ、見学者は私一人だったことで、受付の方はいろいろと説明をしてくださり、ますます興味がわきました。この遺跡跡は発見は1927年と、前世紀には発見され、すぐに考古学者によって発掘が行われたようですが、モザイクの床がたくさん出てきたため、いったんはまた土の下に埋められたようでした。現在のような博物館になったのは何と16年前からとのこと、道理ですべての説明は携帯にQR コードからダウンロードし、説明を聞くという様子でした。
館の人といろいろ話をしていて、驚いたのは、私が日本人だとわかると、あるスペイン人の若い女性が日本で日本語を学び、その後スペインに帰ってきて、この発掘場所なども見学してもらうよう、ガイドとして頑張ろうとしているらしいのです。
なんだか、とてもうれしくなった日でした。
回应 (0)