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カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「最近読んだおすすめの本」のお話です。
今日ご紹介したい本は、おそらく今もKindleの読み放題、Kindle Unlimitedを契約している方なら無料で読めるかと思います。
『僕たちは我慢している』という本です。
このタイトルにある「僕たち」、これは誰のことを指しているかというと、新学校に通う高校生たちなんですね。
そして本の内容ですが、この高校生たちが大学受験を控えて、いろいろな悩みや葛藤を経験しながら受験、そして高校卒業に向けて日々を過ごしていく様子が描かれています。
私自身、息子が一人います。
今ちょうどインドネシアの学校で6年生になっていて、私立の小学校に通っているので、中学校も同じ系列の中学校に行く予定です。
日本の学校制度と違って、入る前に試験があるということはありません。
息子はその学校の幼稚園の年長の年から通い始めましたが、試験もなく小学校に入学し、今に至ります。
ただ、日本の学校となると状況は変わってくるのではないかなと思います。
今は小学校受験や中学校受験も珍しくなく、私が子供の頃は受験といえば高校、そして大学というイメージだったのが、受験生になる子供たちの年齢はどんどん低くなってきていますよね。
もちろん中には、子供たちが希望して受験するケースもあると思いますが、ほとんどはお父さんお母さんの考えで受験をするという場合が多いのではないでしょうか。
そういった親の気持ちを背負って受験に臨む子供たちが、本当にいろいろな気持ちを持っているんだなということを、この本を読みながら改めて感じました。
この本はフィクション、小説ですが、「こういう家族って現実にいるだろうな」と思いながら読みました。
そして自分のこととして置き換えた時、もし自分の子供が受験をするとしたらどう接するだろうか、と考えさせられました。
だからこそ、ぜひみなさんにも読んでいただきたいと思い、紹介させていただきます。
「我慢している」というタイトルは、高校生のことを指していますが、受験をする子供たちだけでなく、お父さんお母さん、兄弟、そして家族全員にも、何かしらの我慢や思いがあるはずです。
また、家族の外に目を向けても、同じクラスメイトや部活の仲間も、受験をする相手に対して複雑な思いを抱くことがあるのではないでしょうか。
色々な人たちが色々な思いを持っているとしても、やはり一番負荷が高いのは受験をする高校生、本人たちなのだろうなと思いました。
ぜひこちらの本を読んでみてください。
今日は「最近読んだおすすめの本」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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