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カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「不登校は一人ひとり違う」のお話です。
先日、ちょうど今週の火曜日の夜に、私の不登校の時の体験談とその後というテーマでお話しさせていただく機会をいただきました。
30分ほど時間をいただいたのですが、今関わらせていただいているオンライン上のフリースクールに通っている子どもたちのお父さんお母さん向けのものでした。
こうやって私の不登校の経験に100%フォーカスを当ててお話しさせていただく機会というのは初めてでした。
今までも人前でお話しする際に、自己紹介の中で不登校について触れることはありましたが、100%私の学校に行っていなかった時の話をするというのは、とても貴重な機会をいただいたなと思います。
本当にありがとうございます、ということを学校の方にもお伝えしましたが、改めてここでもお伝えしたいです。ありがとうございました。
私が今こうやって仕事をしているのも、やはり自分が助けてもらったから、自分が救われたからです。
だから同じことを他の子どもたちにもしてあげたいという気持ちを強く持っていて、本当に今まで頑張ってきてよかったなと思いました。
今回お話しさせていただく機会を振り返ると、自分の中で整理されていくことがあり、今後こういったことをしていきたいなという考えも浮かんできました。
しっかりと自分の中で振り返りの時間をとって整理していきたいと思っています。
この体験談をお話しするにあたり、当時のことを100%覚えているわけではなかったので、母に電話をして教えてもらいました。
母は記録をつけるタイプの人なので、当時のことも残っていて、私が全く覚えていないこともあり驚きました。
そういったことも踏まえて保護者の方にお話ししたのですが、振り返ると、当時私を支えてくれたのは大人の存在だったなと思います。
特に母親、そして第三者の大人の人たちです。高校時代はカウンセラーの人、不登校を終えて大学に進学した後は、留学先の大学のカウンセラーの人。
大人の人たちの存在がとても支えになっていたと感じました。
支えになる人がいることで安心できますが、必ずしも大人である必要はありません。
もしかしたら自分より少し年上のお兄さんやお姉さんかもしれないし、同年代の人たちかもしれません。
ただ、大人の人の方が自分よりも多くの人生経験を積んでいる分、いろいろな引き出しを持っていて、選択肢を示してくれる存在だと思います。
今回の機会は、自分自身が当時を振り返る良いきっかけにもなりました。
まだ言葉にならない気持ちもありますが、このような機会をいただけたこと、本当に感謝しています。ありがとうございました。
そしてこれからも、自分にできることを、不登校を経験している子どもたちやその保護者の方々へのサポートという形で続けていけたらと思っています。
今日は「不登校は一人ひとり違う」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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