convenient:便利な
convenience:便利(さ)
だれもがよく利用するコンビニ。これは「コンビニエンスストア」が略されたものですが、もともとは英語の「convenience store」から来ています。
今日はこのカタカナ語から話を膨らませて、単語や文法をすこし見てみましょう!!
1.-entで終わる形容詞・-enceで終わる名詞
英語は、単語の語尾を見るとその語の品詞が分かることがありますね。たとえば、-iveで終わる単語(例:active、creativeなど)はほとんど形容詞というように。
おなじように-entで終わる形容詞の語尾を-enceに変化させると名詞になることがよくあります。いくつか例を見てみましょう。
形容詞 名詞
different difference
absent absence
patient patience
convenient convenience
2.a ( ) store に入るのは、differentそれともdifference?
上の質問をされたら、何と答えますか?答えはa different store (違うお店)ですね。文法的に説明するなら、storeという名詞を説明するのは形容詞のdifferent。a difference storeにしちゃうと「違いお店」になってなんか変ですね。
例文)
I shopped at a different store last night. (昨晩は違うお店で買い物をしたんだ)
3.では、なぜconvenient storeじゃなくてconvenience storeなのか??
a different storeと同じように考えたら、我々がよく利用するコンビニはa convenient store (便利なお店)じゃないのか?
結論からいうと、a convenient storeという表現は英語的に間違っているわけではありません。ただ、これはあなたにとって便利な・都合のよいお店ということ。あなたの家の近くにあるスーパーや薬局はa convenience store(コンビニ)ではないけどa convenient storeになるということですね。
逆にa convenience store(コンビニ)は「便利さ」を提供しているお店。a book storeが「本」を提供している店と同じ考え方ですね。
4.最後に
今回のコラムで英語的に大切なのは1と2です。語尾と品詞、そしてそれを正しく使うことは英語を使ううえでとても重要。convenience storeという身近な英単語を使って語尾や品詞について考えてみました!!
Comments (0)