ヨガは誰でも始められる身近な習慣ですが、より安全に続けるためにはいくつかのポイントを知っておくことが大切です。知っているだけでケガや不調を防ぎ、安心して長く楽しむことができます。
まずは「タイミング」。ヨガは食後すぐに行うと内臓に負担がかかりやすいため、できれば3時間ほど空けるのが理想です。軽食であれば1〜2時間でも大丈夫。消化が進んで体も軽く、呼吸も深まりやすくなります。また、生理中は逆転のポーズ(逆立ちやブリッジなど)は控えめにし、リラックスできるポーズに切り替えると安心です。こうした小さな工夫で体へのやさしさが変わってきます。
次に「強度」。レッスンでよく耳にする「いた気持ちいい」という感覚は、呼吸が自然に続けられる範囲を指します。もし息を止めてしまうほどの痛みを感じるなら、それは無理をしているサイン。特に腰痛がある方は前屈やねじりを深めすぎず、膝を曲げたり浅めに動いたりと調整することが大切です。無理をしないことが、実は一番の上達の近道でもあります。
ヨガは「完璧なポーズ」を目指すものではなく、自分の体と対話する時間。毎回の練習を通して「今日はどこまで心地いいか」を感じ取ることこそが、本来のヨガの学びにつながります。小さな注意を意識することで、ヨガはもっと安全で楽しい習慣になります。ぜひご自身のペースを大切にしながら、安心してヨガを続けてみてくださいね。
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