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カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「自分なりの定義を持つ」のお話です。
以前、カウンセリングを受けていたときに、担当の先生から「ayakoさんにとって、お金って何ですか?」と聞かれたことがありました。
その問いに対して私は「物を買うための道具」と答えたのですが、問い自体に驚きつつも答えを持っていることの大切さに気づきました。
先生は「お金って何か」という自分なりの定義を持っておくと良い、とおっしゃっていて、先生自身の定義は「自由を与えてくれるもの」だと教えてくれました。
そのとき私は「なるほど」と思いましたが、定義は人それぞれ異なるものだろうとも感じました。
例えば「愛って何?」や「人間関係って何?」と問われたとき、それぞれが思う答えは違うはずです。
自分なりの定義を持つことで、自分らしさや自己理解が深まるのではないかと思います。
「愛って何ですか?」と聞かれても、パッと答えられる人は少ないかもしれません。
しかし、その問いを考えること自体に意味があると私は考えています。
私なりの答えは、愛は感じるものでもあり、行為でもあるということです。
感情と行動が合わさってできるものだと考えました。
こうした問いを考えることはトレーニングになり、自己理解を深める助けになります。
お金、愛、人間関係、仕事、学校といったテーマを、一日一つずつ「これは自分にとって何だろう?」と問いかけてみるのも良いでしょう。
問いは「自分にとって」と限定せず、「これは何だろう?」と広く考えてみるのがポイントです。
私自身も一日一つずつ考えていきたいと思っているのですが、なかなか続けられていなかったので、久しぶりに先生の言葉を思い出し、今日も一つ、自分なりの答えを考えてみようと思いました。
今日は「自分なりの定義を持つ」のお話でした。
ではまたお会いしましょう。
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