暑さが少し和らぎ、やっと過ごしやすくなってきましたね。
気温は涼しくなったはずなのに、「なんとなくだるい」「やる気が出ない」「朝起きられない」といった不調を感じることはありませんか?もしかしたら、それは「秋バテ」の症状かもしれません。
秋バテとは?
夏の疲れを引きずったまま、昼夜の気温差や台風による気圧の変化で自律神経が乱れると、心身にさまざまな影響が現れます。
・食欲がない、胃腸の不調
・頭痛やめまい
・気持ちが落ち込みやすい
・眠りが浅い
秋は体調を崩しやすい「ゆらぎの季節」でもあるのです。
自律神経が乱れやすい理由
自律神経は、体温調整や内臓の働きを無意識にコントロールしています。夏の冷房や冷たい飲み物で体が冷えていたり、朝晩の寒暖差で体温調整が難しくなると、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにいかなくなります。これが秋バテの大きな原因です。
秋バテ解消のためのセルフケア
1日の終わりに3分だけ、鼻から吸い、口からゆっくり長く吐く呼吸を。自律神経のスイッチが切り替わり、リラックスモードに入ります。
2.やさしい運動で巡りをよくする
軽いウォーキングやヨガで筋肉を動かし、血流を促しましょう。おすすめは「ねじりのポーズ」。内臓を刺激して消化器の働きを助け、疲れをスッキリ流してくれます。
3.冷えをためない
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かり、常温や温かい飲み物を意識。冷えを解消すると、眠りの質も高まります。
さつまいも・きのこ・かぼちゃ・れんこんなど、栄養価の高い秋の食材は腸内環境を整えてくれる味方。腸と自律神経は密接につながっているため、食事からのサポートも効果的です。
5.香りの力でリセット
ネロリやラベンダーのアロマはリラックスに、柑橘系は気分を明るくしてくれます。季節の変わり目に「香りで呼吸を深める」ことも、自律神経を整える一歩です。
ヨガでできること
10月のレッスンテーマは、「秋バテ解消/自律神経を整える」です。
すべてのレッスンで、以下の内容を取り入れていきます。
・呼吸を深める
・肩・腰・背中をやさしくほぐす
・前屈やねじりで内臓をケア
・シャヴァーサナでしっかり休む
レッスン後には「体が軽くなった」「夜ぐっすり眠れた」と感じていただけるような内容をご用意しています。
まとめ
秋バテは「体をいたわるサイン」です。
無理に頑張るのではなく、呼吸・運動・食事・休養をバランスよく整えることで、心身は少しずつ回復していきます。ヨガを通して、自分の体の声を聞きながら、この季節を健やかに過ごしていきましょう。
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