さて、前回は自分の勉強法を見つけましょうというお話をしました。
ですが学習者の多くは大人ですし、そもそも時間があまり取れない方が多いですよね?
では効率のいい勉強法はあるのか?
答えはNOです。
残念ながら言語は理解、暗記するものではなく、体に染み込ませる(慣れ)ものなので、どうしても時間はかかってしまいます。
ですがある程度、効率よくすることは可能です。
私が思う一番大切なことは
「不必要なことをしない」
です。
言語学習において意味のないものはないと思います。
ですが限られた時間の中で何をするかは大事だと思っています。
何をするかを決めるには「ゴール設定」が必要です。
韓国語を勉強する目的は何なのか、また直近の目標は何なのか。
例えば推しの言葉を聞き取りたい人が、推しが話してる動画を見ずに、ニュースで勉強していたらどうでしょうか?
もちろんニュースはすごく役立つし、上級者は避けて通れませんが、初級から中級レベルの人にとっては「今必要ですか?」ということです。
じゃあ同じように、推しの言葉を聞き取りたい人が、推しが話してる動画を見ずに、文法書や単語帳だけを何週もやるのはどうでしょうか?
おそらくこれも聞き取れるようにはならないでしょう。
もちろん文法は大事なので、一つ一つ学ぶ必要がありますが、だいたい8割くらい理解できたら次に進み、何周もする代わりに推しの動画を見てください。何回も。
8割理解というのは、だいたいその単元で出てきたワーク(教科書だったら、単語や文章が提示されていて、習った文法で文章を作るみたいな箇所があると思います)ができればOKです。
その時は文章が作れてるということなので、理解しているということです。
これを忘れず使えるようにしていくには、教科書以外で何度も触れるしかありません。
教科書だけにとどまっていては、実際のシチュエーションでは使えません。
「何度も触れる」とは動画などで実際に使われてるタイミングに出会う、日常で使いそうなタイミングで言ってみる、試験勉強で出会う、韓国旅行で出会うなど、いつもの教科書以外で耳にしたり使ったりすることです。
少し話がそれましたが、限りある時間の中で自分は今何をするべきかを常に考えながら勉強していくと、効率の悪い勉強は避けられるのではないかなと思います。
以上
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