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〜Mindful Therapy.3〜 When do you need a counseling? セラピーが必要なタイミング、とは?

Hana_ArtistaTerapista

こんにちは、英語曲に代表されるニッチな歌技術「メリスマ」や英語歌の発音・表現力について、また、イタリア観光や移住についてのプレ・コンサルティング、そして「傾聴」を主体としたトークセラピー等のセッションを行なっているHanaです✨

さて、今回のテーマは「セラピー(心理カウンセリング)が必要なタイミングっていつなの?」ということです。
心理カウンセラーは、基本的に病状の診断や投薬などの対応や、物理的な「治療」を行いません。
そのため、腹痛で辛い、治して!と言ったフィジカルでインスタントな対応はできないのです。
それでは、何のため?「精神科にかかる重篤なメンタルに関する病を防ぐよう、日常的にケアする」
ためのものでもあるのです。

未病、という言葉があります。「病気になる前の状態」です。何となく寝つきが悪い、眠れない日がある、
前と比べて疲れやすくなった気がする、やる気がでない・・・この状態を、みなさん「自分が怠け者なんじゃないか」
「自分はもっと頑張れるはず!」「人にこんな小さなことで相談するなんて情けない。。」などと考えていませんか?
もしかすると、お友達やご家族にそう言われたことがあるかもしれません。

ただ、この状態は、あなたの身体が発している「危険サイン」「Help!の信号」なのです。これらを放置しておくと、いずれうつやあなたの精神状態のバランスを脅かす病になりかねないのです。

また、友人やご家族も、あなたと同じように自分の育った環境下で、人生経験でそれぞれ培った考え方があるために、お話ししても必ずしも理解を得られる、お悩みの解消につながるとは限りません。もちろん、信頼できるお話を気軽にできる人が近くにいること、はとっても大事なことです。ただ、近くの方にお話しして余計にもやもやしてしまうことは、意外とよくあります。

また、大事なことは、心理カウンセラーはあなたご自身を直接「癒す」ためのスペシャリスト、ではありません。
あなたがご自身の性格、魅力や能力にきちんと「気づき」、ご自身のセルフケアについて考え、あなたにとってバランスの取れた人生が送れるよう「サポートする」ためのスペシャリストです。

カウンセリングは「心に重いつかえのある人」だけのものではありません。
「自分をもっと理解したい人」のための、やさしい時間でもあるのです。アメリカではこの考え方に対して一般的にある程度の理解があるため、病名を指定された方、だけでなく、自分で考えすぎてしまうため整理するのを手伝って欲しい、話をNon-judgmentに、無批判、無否定的に傾聴してくれる人が近くにいないのでセラピスト、カウンセラーへ行く、という方も多いです。

日本ではまだこういった考えが浸透していないように感じています。それはこの不安や恐怖を感じやすいVUCA(Volatility|変動性、Uncertainty|不確実性, Complexity|複雑性, Ambiguity;曖昧性~)の時代にとても勿体無いことです。

不安や恐怖を感じるのは人生を送る上では自然な感覚、感情です。ただ、その「ぼんやりとした不安」を適切に昇華しながらご自身の道を進み続けるには、安全、安心な場所でその内容をお話できる、吐露できることがとても大事なことなのです。セラピスト・カウンセラーはクライアントに対する守秘義務が基本的にあるため、誰にも知られたくないことを打ち明けたい、こんなことで相談していいの?という内容や自分で考えていると考えすぎて余計まとまらないので誰かと一緒に整理したい、という場合などに最適の場所、相手なのです。

つまり、「セラピーが必要なタイミング」とは、先述の状態のように、「少し前と自分の体調(生活習慣)が自分にとってよくない方向に変わった気がする」と、「何となく感じている」時、また、それ以降から、「慢性的に感じている状態」、「精神科医に診てもらっているが、診療所では話を十分に聞いてもらっていなくて辛い」状態の時まで、かなり多くの方が「いつでも」ということになるのではないか、と思います。

 

私はEU在住の特性を活かし、皆さんがお仕事の終わった後、もしくはとかくご不安になりやすい夜間の対応をメインに対応しております。また、言語の点で日本語がわかる人が周りに一人もいないため、通常ドアを閉め切っても音が漏れてしまうことはありがちですが、内容を聞かれることはないので安心してご相談いただけます。

トークセラピーは、初回はまずアセスメントとして皆さんに必ず一度受けていただくものとなりますが、継続セッションでは時間を20分の「傾聴」メインのもの(お話をじっくり聞いてほしい方へおすすめ☆), 45分のフルセッション(傾聴+必要、ご希望に応じてリラクゼーションワークやアドバイスをする)と選択いただけるようになっておりますので、その時のご希望、ニーズに応じてご利用くださいね。(2回目以降のセッションは「今すぐレッスン」は行なっておりませんので、必ずカレンダーをチェックいただき、リクエスト予約をお願いいたします。)
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<Talk Therapyの種類>
※必ず一回目はページ末に掲載の「初回アセスメント」を受けていただく必要があります。
以下は2回目以降の継続セッションのご紹介です。

[2回目以降継続]お話じっくり聞きます✨;癒しのセッションmini20分

 20分の気軽なセッションのため、もやもやを誰かに話したい、何となく、の不安やふと考えるこういうことって

自分のためになっているのか、なぜこういうことを考えてしまうんだろう、といった「正体がよくわからないこと」「自分の考えがまとまらない内容」のとっかかりとして最適です。(上記テキストリンクをtap or クリック!)

[2回目以降継続]お話じっくり聞きます✨;癒しのセッションFull45分
比較的「自分の考えが実は自分のためになっていないかもしれない」「自己肯定感をUPしたい」「自分もしくは他から受けたネガティブな考えで苦しむのを解消したい」「自分に合ったセルフケアがどういうものか知りたい」といった、目的、学習意欲のある方向けの継続用フルセッションです。CBT(Cognitive Behavioral Therapy;認知行動療法)/DBT
(
Dialectical Behavior Therapy;弁証法的行動療法)のワークを導入する場合はフルセッションを月2-3回のペースで定期的に行い、進捗を一緒に定期観察していきます。CBT/DBTの導入、でなくても部分的なMindfulnessのケアの方法などを取り入れて不安を落ち着かせたり、自己肯定感の低さを軽減し、本来の自分の能力や美点に気づくよう働きかけるワークを定期的に行うことも本セッションにて行なっています。


<準チャットスタイル session; Writing Therapy始めました♪>

時にはビデオ通話や声を使うセラピーではなく、書いて悩みやお話ししたいことを打ち明ける方が良い場合もあるでしょう。そこで、こちらの空き時間を気にせずにいつでもリクエストいただけるライティング・セラピーを始めました。
(以下テキストリンクをtap or クリック!)

 

[メッセージ相談]ゆったり1週間往復5回セッション:ライティングセラピー

 

Cafetalkのリクエストコメント欄を使用するため、Emailよりも時間がかからず、短文でも長文(空白入れて5000文字まで入るそうです!)でもチャットのようにやり取りできます。システム的にはチャットのようにリアルタイムにメッセージを送信、受信するようになっていないため「準チャットスタイル」としていますが、Cafetalkのプラットフォームにログインをしたままであれば、私の稼働時間である日本時間の夜間であれば比較的リアルタイムに近いタイミングでお返しできると思います。

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では本日のセッションにてお会いしましょう。

本日もみなさんの見る世界が少しでも明るくなりますように✨

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This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.
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