年末は音楽も盛んになる時期ですね。
あちこちから年末といえば!な音楽がそろそろ聞こえてくるかと思います。
私の話になりますが、年末は都内某ハウススタジオでPfとVn2人でアンサンブルをする本番があります。
曲目はくるみ割り人形より行進曲、トレパーク、花のワルツです。
こちらも年末らしい曲ですね。
今回はこの曲目について少し解説していきたいと思います。
まずは、
・くるみ割り人形とは…
ロシアの作曲家チャイコフスキーのバレエ音楽です。
あらすじは、
第1幕→主人公クララがクリスマスの日にもらったくるみ割り人形が夜中12時になるとその他おもちゃとともに動き出し、ねずみと戦いを繰り広げ、クララは兵隊たちと一緒にねずみを倒します。その瞬間くるみ割り人形はとても素敵な王子様に変身します。
第2幕→王子様に案内されてお菓子の国に招待されます。そこでは様々なお菓子たち(スペインの踊り、アラビアの踊り、ロシアの踊り、花のワルツなど)がクララを歓迎してくれます。
華やかな踊りの後、クララはゆっくりと目を覚まします。「あれはゆめだったのかな…?」しかし、クララの心には温かい余韻と不思議な喜びが残っています。

音楽的には、
オーケストレーションとしては、ピッコロ、ハープ、打楽器などを効果的に使い、魔法や夢の世界を表現しています。
例えば、「金平糖の精」ではハープと高音木管が金平糖のキラキラとした世界観を作ります。
第2幕のお菓子の国ではスペイン、アラビア、中国、ロシアなどの民族的なリズムと色彩感が豊かです。
誰でも覚えやすく、耳に残る名旋律が随所にあります。

弾いてみて
私が演奏するのはアンサンブル用に編曲されたものですが、
難しい!
特にトレパークはロシア特有のリズムの取り(裏打ちなど)、日本人には馴染みないですよね…。
花のワルツも綺麗な旋律なだけにミスが目立ちやすいです。
本番まであと一か月弱、練習頑張ります!
回应 (0)