この前、重度障碍者の方の就活について
ニュースでやっていました。
本人は、車椅子だし、ヘルパーさんが必要なんだけれども、
できることもたくさんあるので、仕事をしたいと思っている。
彼女の考えでは、家で一人でやるのではなく、
人と関わりながら働きたいと考えていたようで、
でも、そうすると、
「うちの会社では車いすは無理」とか
「ヘルパーさんを雇うと採算が取れない」
といって、なかなか決まらない・・・という内容でした。
私が注目したいのは、
なぜ働きたいと思うかで、
やっぱり人って、社会とのつながりを
とても大切に思ってるんだなということです。
一昨日、高齢者の免許返納の話もしましたし、
少し前に、お金はあるけど暇な人は、バイトでもしたらどうですか
という話も書きました。
私は、仕事柄、いろんな人のことを
知っていなければだめだと思って、
時間がある時に、SNSなどよく読むようにしているのですが、
その「社会的なつながり」をどうとらえるかで、
例えば、「主婦」というのも、
子育てとか、家事とか、とても重要な役割だと感じている人は、
楽しそうに生きているし、
主婦=稼いでいない人・・と思って、
ちょっと引け目に感じている人は
充実していない感じがします。
つまり、役割って、絶対的な地位とかあるわけではなくて、
自分が、周りの人とか世の中の役に立っていると
感じられるものであれば、
お金をもらおうが、ボランティアであろうが、
問題ではなく、
自分が、この世の中で、やるべきことがある
ということが、とても大事なんだと思います。
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