皆さま、こんにちは。
今日は姿勢のことについてお話しようと思います。
私の父はとても姿勢に厳しい人で、食事中によく「背中を真っすぐにしなさい」と言われていました。
私はどちらかというと猫背気味で、その場ではピシッと正すものの、すぐに元の丸い背中に戻ってしまうタイプでした。
学校でも同じです。
先生の前ではみんな背筋を伸ばし、「気をつけ!」の号令がかかれば一斉に姿勢が整う。けれど、その状態が本当に自然な姿勢だったのかというと、少し違うように思います。
長年この仕事をしていて感じるのは、「良い姿勢=常に真っすぐで固定された状態」ではないということです。
むしろ身体にとって大切なのは、
無理なく動けること、自然体でいられること、そして固まらないこと。
猫背や巻き肩、反り腰、ストレートネックといった言葉が一般的になり、「矯正しなければいけない」という意識が強くなりました。
もちろん、不調の原因になっている場合は調整が必要です。
ただ、無理に引き伸ばして形だけ整えても、身体は必ず「楽な場所」に戻ろうとします。
だからこそ、私のレッスンでは「姿勢を作る」ことよりも、
楽に整うポジションを身体に思い出させることを大切にしています。その上で筋肉へアプローチしていくエクササイズを行っています。
最近クライアントさんの中では、長時間のデスクワークでほとんど身体を動かさない方たちもいます。
現代人特有の肩こり、腰痛、首コリなどは固まり続けたカラダから来るものが殆どです。
座り続け、パソコンやスマートフォンを見続けることで、身体は前に縮こまり、動きの幅がどんどん小さくなっていきます。一方で、日常的に身体を使う仕事の方の方が、柔軟性が高かったりします。
恐らくそれは、日常の中で自然な「動き」があるからです。
つまり、姿勢を整える鍵は筋力や強制エクササイズだけではなく、日常の中でどれだけ自由に動けているかにあります。
そのため私のレッスンでは、意識的に力むのではなく、
・呼吸とともに動くこと
・カラダのリズムに合わせること
・身体の重心、真ん中を見つけること
といったアプローチを多く取り入れています。
例えばダンスのように音楽に合わせて身体を揺らすだけでも、硬い部分や動きにくい癖が自然に見えてきます。
また、特別な運動でなくても構いません。
・たまには少し長く歩いてみる
・ジョギングではなく、軽く走ってみる
・ジャンプしたり、回ったりという非日常的な動作をしてみる
そんなシンプルな動きが、身体を驚くほど整えてくれます。
姿勢とは、固定された形ではなく、
動きの中で自然に保たれるバランスです。
私のレッスンでは「正しい形を目指す」より、
まずは身体が安心して動ける状態を作ることから始めます。
出来る限り自然体で、呼吸が深くなり、動きが滑らかになると、
姿勢は意識しなくても自然に整っていきます。
頭を使いすぎる現代だからこそ、時には何も考えずに身体を動かす時間を持ってみてください。
その積み重ねが、無理のない美しい姿勢へとつながっていきます。
そして、姿勢迷子の方は是非一度私のレッスン、マットピラティスを体験してみてください。
一般的なピラティスとは少し異なり、カラダを緩めた上で無理なく自分の軸を見つけていくようなアプローチを用いてレッスンをしています。
ピラティスやヨガのように静止する姿勢でのエクササイズが苦手な方にも、無理なく続けていける内容となっています。是非お試しくださいませ。
Tomo
Comments (0)