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春を呼ぶ赤と白の糸 ― トルコでも受け継がれるマルテニチカの風習

Emine

 
3月になると、春の気配を少しずつ感じ始めます。季節の変わり目には、それぞれの文化に小さな習慣や願いが込められていることがあります。
 
トルコでは3月1日になると、「マルテニチカ(Marteniçka)」という赤と白の糸で作られたブレスレットを身につける人がいます。もともとはバルカン地方の春の風習ですが、オスマン帝国時代の歴史や移住の流れを通して、現在のトルコにも受け継がれてきたかもしれないと思います。
 
 
マルテニチカとは?
 
マルテニチカは、赤と白の糸を編んで作られた小さなお守りのようなものです。家族や友人同士で贈り合い、3月の間、手首や服につけて過ごします。
 
色にはそれぞれ意味があります。
 
* 赤:生命力、健康、エネルギー
* 白:純粋さ、新しい始まり、長寿
 
冬が終わり、自然が再び目覚めることを象徴しています。
 
 いつ外すの?
 
実は、外す日にちが決まっているわけではありません。
 
次のような「春の最初のサイン」を見つけたときに外します。
 
* 初めてコウノトリを見たとき
* 初めてツバメを見たとき
* 花が咲いた木を見つけたとき
 
その後、ブレスレットは花の咲いている木の枝に結びます。これは、もらった幸運や健康を自然に返すという意味があります。
 
歴史と人の移動とともに
 
バルカン地方はかつてオスマン帝国の領土の一部であり、多くの人々が現在のトルコへ移住しました。その中で、言葉だけでなく、食文化や季節の習慣も一緒に受け継がれてきました。マルテニチカもその一つです。
 
そのため、これは「ある国だけの文化」というより、人々の移動によって広がった共有された春の伝統と言えるかもしれません。
 
日本との共通点?
 
日本にも季節の変化を大切にする文化がありますよね。桜の開花を待つ気持ちや、季節ごとの行事を楽しむ感覚は、マルテニチカの考え方と少し似ているように感じます。
 
小さな糸のブレスレットですが、「春を迎える心」を思い出させてくれる存在です。
 
みなさんの国には、春を感じる習慣がありますか?ぜひコメントで教えてください。
 

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