皆さま、こんにちは。
ダンス&エクササイズ講師 Tomoです。
今日は食についてお話しようと思います。
ヨーロッパに住んでいると、日本にいる時よりもヴィーガンやベジタリアンの人たちに出会う機会が多いと感じます。ここ10年ほどで環境意識は世界的に高まり、特にヨーロッパの人々はその分野にとても熱心です。もちろん日本にも環境意識の高い人はたくさんいますが、それが必ずしも「菜食主義」に直結するとは限りません。
日本は魚も肉も質が高く、本当に美味しいものが多いですし。
私も環境問題に関心がある人間の一人です。時間があれば海のゴミを拾ったりするし、ビーチから少しでもゴミが減ればいいなと思っています。海だけじゃなく、山や森が人工物で汚染されているのを無くしたいと思っています。戦争やミサイルのニュースを見るたびに、人的被害のことはもちろん気になりますが、同時に「また自然が破壊された」と思います。
ベジタリアンの話しに戻りますが、私は何でも食べます。魚も肉も卵もチーズも。牛肉・牛乳は得意ではありませんが、動物性たんぱく質の大切さは体が理解している感覚があります。
ヨーロッパでは特に20代〜40代のベジタリアン・ヴィーガンの人たちによく出会います。特にダンス業界、ヨガをしている方たちの中に多い印象です。
私はリハーサルの差し入れに、フルーツやナッツなど手軽に食べられるものをよく持っていきます。すると、ベジタリアンの子たちがずっとそれを食べ続けているんです。鳥のように、ずっとポリポリと。2時間くらいで1パックのクルミが全部なくなります。
その様子を見て、正直に思います。
「お腹、空いているんじゃ…?」
「栄養が足りていないのでは?」
体つきも細く、特に男性は覇気がないように見えることもあります。ただ、彼らにとっては栄養バランス以上に、「動物を食べないことで罪悪感から解放されること」の方が大切なのかもしれません。
宗教的な理由でなく、自分の選択としてそうしている場合は、心の安定が大きな意味を持つのだと思います。
私の同世代の友達にベジタリアンの子がいます。彼とはベルリンで出会い、その後オーストリアで再会しました。再会した頃、彼はベジタリアンになっていました。とはいえ、完全に制限するタイプではなく、外食では気にせず食べるけれど、自分からは肉を選ばないというスタイルでした。ある日、彼の家に遊びに行った際、お土産に小さなチョコレート菓子を渡しました。小さな個包装で20袋ぐらいでしたが、数時間で殆ど食べ尽くしてました。
やはり私は思いました、「栄養が足りてないんじゃ…」
さらに話していると、どこかイライラしているようで、社会に対する不満を、自分の身の回りの人間関係に投影しているようにも見えました。仕事の忙しさもあるとは思いますが、意図的に社会と距離を取っている様子も感じました。
カラダにとって必要な何かが足りていない。そんな雰囲気がありました。
私は20代の頃無理なダイエットをしましたが、その時カラダが軽くなっていく代わりにイライラが止まらず、甘いものも余計辞められなくなっていたのを覚えています。
人間が肉や魚から得る栄養は大きいです。植物性だけでも補うことは可能ですが、それには知識と工夫が必要です。体が自然に求めてそうするのではなく、「思考だけ」で制限するのは、少し危うさが伴うと感じます。
特に20代〜40代の働き盛りの人たちは、日々多くのエネルギーを必要としています。
最近、私の女友達が2年間のベジタリアン生活をやめたそうです。理由は、肌荒れがどうしても改善しなかったから。やめた後は、また肌に元気が戻ってきたと話していました。
私は、自分の体と相談しながら生きていきたいと思っています。
お肉はそんなに食べたいと思いませんので、もしかしたらお肉無しでも大丈夫かもしれない。
でも、頭だけで決めるのではなく自分のカラダと決めたいです。内臓や筋肉、皮膚、骨や血液も含めて、すべて自分の一部だから。
動物性食品をやめるという選択は、尊重されるべきものです。
ただし、それをするなら、きちんと学び、栄養を意識することも同じくらい大切だと思います。
大切な時期に健康を損なわないように。自分にも環境にも正しく、優しく選択していきたいです。
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